今年の春から、若旦那は地元の高校生に和太鼓を教えに行っています。8月の文化祭の発表に向けて、週1回のお稽古の行っています。これまで高校生の講師として太鼓を教えてくださっていた地元の太鼓チームの方がお亡くなりになり、講師が不在になったことから、若旦那がその代わりに和太鼓の講師となりました。
練習している曲は「虎落笛〜もがりぶえ〜」という曲で、数年前、若旦那が作調した曲です。かなり太鼓のリズムが早かったり、笛のフレーズが難しい曲だと聞いています。この曲は、今から6年前、若旦那が担任をしていたクラスの子ども達と岡谷市の「太鼓打ちくらべ大会」に出場した時に、大人ばかりの参加チームの中にあって、太鼓チーム相互の採点で1位をもらった曲です。
当時は、「打ちくらべ大会」で優勝するために子ども達と、夏休み毎日、朝から晩まで練習していたそうです。バチを握る手にマメができて、そのマメがさらにつぶれて、その上にテーピングをしてまで練習をしていたそうです。
今回、地元の高校生はその曲を10回足らずの練習で仕上げます。太鼓のバチを初めて持つ生徒さんがほとんどの中で、はたして8月の文化祭に間に合うか心配ですが、若旦那は
「だいじょうぶ!子ども達の目が輝いているよ。あれなら大丈夫。」
と断言しています。元教師としての「勘」なのでしょうか?
今日も朝から作務衣に着替えて高校へ出かけていきました。
旅館の仕事の他に、高校生の太鼓まで教えているんですね。若旦那さんの教師時代の武勇伝もすごいですね。久しぶりの教育現場への復帰に燃えているんじゃないですか?いい文化祭での発表になるように応援しています。
投稿情報: 金八 | 2006年5 月 3日 (水) 23:00
金八さん、応援ありがとうございます。子ども達も喜びます。久しぶりにバチを握ってはりきったら、体のふしぶしが痛くなってしまいました。子ども達のパワーをもらいながら、なんとか文化祭をカッコいい舞台でキメたいと思っております。
投稿情報: 若旦那 | 2006年5 月 3日 (水) 23:00