若旦那が東京へ2日間、企画の打合せと営業に行っていました。
今日、帰ってくるなり大きな黒いファイルを出して「これどう思う?」と聞いてきました。見るとそれは一枚の「習字」でした。
二十四節季をテーマとした季節の会席料理が先月から始まり、そのお品書きを書道家の中塚さんに書いていただいています。今回、若旦那は中塚先生のお習字教室に行って、字を書いてきたようです。
字は「永」という一文字です。止め・はね・はらいなどの要素がすべて入った初めて書く字としてはいい字だそうです。若旦那は昔、小学校の教師をしていましたので、もちろん子ども達に国語の時間には習字を教えていたわけですが、あらためて書いてみるとなかなか上手くかたちがとれずに、2時間の教室で50枚以上書いたようです。
若旦那が言うには、字が上手く書けたかどうかよりも、ただただひたすら筆と紙がこすれ合う音を聞きながら、集中して書と向きあっている時間が気持ちよかったと言っていました。
若旦那が習字を書いている横で、同じく習字をなさっていたのは、俳優の伊原剛志さんだったそうです。
左が中塚さんのお手本、右が若旦那です。
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