阿智川の川沿いを、朝から白い綿帽子がふわりふわりと舞っています。
まるで白い粉雪が空から舞い降りてきたかのようですが、空は真っ青に晴れていて、頬に当たる風も温かな春らしい陽気です。
毎年、この時期になると、この白い綿帽子がこの昼神の地に舞い降りてきます。
綿帽子の招待は、阿智川の土手に生えている柳の種子です。
柳の種子のことを「柳絮〜りゅうじょ〜」と言います。「絮」とは「わた」のことを意味する字です。清々しい青空の下、ゆっくりゆっくりと舞っていく柳の綿帽子を見ていると、なんだか時間が一瞬止まっているような・・・そんな気さえしてくる穏やかな時間が流れました。
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