若旦那が講師として高校生に和太鼓を教えている授業も、いよいよ文化祭発表までの折り返し地点を迎えたようです。
今日の練習では、お互いの音を聞きながらリズムを合わせることと、音の強弱をつける練習を主に行なったそうです。
私も何年か前に岡谷で和太鼓の練習に参加したことがあります。一人で自由に打つことはできしたが、なかなか相手の音を聞きながら太鼓を打つというのは簡単なようで難しかったことを覚えています。
まず、お互いのことを信頼していなければ音は絶対に合いません。
そのリズムがあっているのか、あっていないかということではなく、とにかくその音を出している仲間のことを信じて疑わないこと、それが大勢で太鼓の音を合わせるときの基本だと私は思っています。
今回、若旦那が教えているクラスの生徒さん達は、とてもクラスのまとまりがよく、仲間同士を大切にできる子ども達だと若旦那は言っていました。今日はその後、大事な会議があるにもかかわらず、音楽室で放課後まで練習を続けていたらしく、慌てて旅館に帰ってくると、そのまま背広に着替えて飛び出していきました。
きっと、それだけ若旦那がこの子ども達に可能性を感じている証拠だと思います。
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