一日の中でこうしてパソコンの前に座って、今日の日記に何を書こうかとじっくり考えるのが、私の一日の仕事の締めくくりとなっています。
先日、石苔亭いしだのブライダルショーがありました。雅楽の方、ゴスペルの方、和太鼓の方、ジュエリーショップの方、ブライダル衣装の方など、たくさんの業種の皆さんとお話をさせていただきました。
先週は東京カレンダーの平澤さんはじめ、出版業界の皆さんと夜中の2時まで盛り上がりました。昨日は音響デザイナーの方とハワイの木材を使った高級家具を作っている方と長い時間お話をさせていただきました。
今月の料理企画のメニュー作りの為に陳さんや、中野シェフとお電話でお話させていただく機会もありました。
今月の28、29日には茂山千三郎先生がいらしゃって狂言のお稽古をつけていただきます。
いろんなジャンルで活躍されている皆さんと、こうしていろんなお話ができて、励ましの言葉やアドバイスをいただいていることが、私たちの旅館の「原動力」となっていることにあらためて気づかされます。
若旦那が4年前、この旅館へ来たときに、こんなことを言っていたのを思い出します。
「この旅館はただの器でしかないと考えればもっと気が楽になる。旅館の経営者がそれまでの浅く狭い経験の中から、どこかで見たようなアイデアを搾り出して旅館を作ってもしょうがない。この旅館が熱い思いを持った人たちが集う場所となることのほうが大事だ。」
この何年間の間に、私たちの旅館が大きく変わることができたのは、私たちの旅館に関わってくれた多くの皆さんのおかげだと思います。
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