今日は6月18日に行なわれます茂山狂言会の演目の一つ「千鳥」のあらすじをご紹介いたします。
「千鳥」
あらすじ
太郎冠者が主人に酒を買って来いと命じられて酒屋へ酒を買いにいきますが、酒代がたまっているため酒屋に売ってもらえません。太郎冠者は「今回分の代金は持ってきた」などと嘘を言い、酒屋のすきを見ては酒樽を持って行こうとしますが、その度に止められます。そこで太郎冠者は、酒屋に津島祭を見物に行った時の話を始め、酒樽を千鳥に見立てて子供が千鳥を伏せる様子や、山鉾を引く様子や、祭後の流鏑馬(やぶさめ)神事の様子などを話し、相手がそれにつりこまれているすきに樽を持って逃げてしまうというお話。
今回の狂言は「借金と賄賂」がテーマとなった2演目となっております。
今から楽しみですね。
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