太陽年を黄経に従って24等分した季節を「二十四節季」と言います。
その暦の上では3月6日頃から「啓蟄〜けいちつ〜」という季節となります。「啓」は『ひらく』、「蟄」は『土中で冬ごもりしている虫』の意味で、地中で冬ごもりしていた虫が地上に這い出てくるという意味です。
「啓蟄」の前は「雨水」と言って、雪から雨に変わるという意味の季節でした。今日は朝から春の雨がしとしとと降っています。一説には、春雷に驚いて地中の虫が目を覚まし、地上に出てくるという話もあるようです。もしかしたら、夜中に遠くから雷の音が聞こえてくるのかもしれませんね。
阿智川沿いの桜の根元にある土がだんだんと柔らかくなってきて、春の訪れを今か今かと待ってるように見えます。そこかしこに春の訪れを感じることのできる季節になってまいりました。
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