七三の会

今日は、若旦那も所属している茂山千三郎社中と茂山七五三社中の皆さんの発表会が、京都金剛能楽堂で行われました。

当館でも合宿をしていただいた社中の皆さんのお舞台をぜひとも観たくて、私も能楽堂へ行ってきました。

日頃は気さくなお社中の皆さんも、いざ舞台となるとその衣装もさることながら、表情や声の張りなど、同じ人とは思えないほどの凛とした姿に、さすがだなと感心させられました。

若旦那は後のほうの出番でした。

「濯ぎ川」という、婿役の若旦那が嫁と姑に嬲られるという演目でしたが、なんとも情けない婿役を最後まで大きなミスもなく演じきり、大勢のお客様から笑っていただいておりました。

若旦那は昨日の夜は夏祭りで、ほとんど練習ができていない状態でしたので、セリフを間違えないか心配でしたが、アドリブも入れながら後半は狂言を楽しんでいるようでした。（演目が良かったせいでしょうか？）

その後の会ではお社中の皆さんや茂山家の皆さんとわきあいあいとした打ち上げにも参加させていただきました。

とても楽しい笑ってばかりの一日でした。今度の発表会が楽しみになりました。