石苔亭いしだの一歩が始まった日�A

研修会の日が決定しました。

2002年7月9日・10日

研修会の名前は「アスピレーションミーティング」です。アスピレーションとは、「向上心」という意味があります。

各グループ長自らが、それぞれのテーマにあった研修会を計画し、実行するスタイルで、研修内容は以下の内容でした。

・石苔亭いしだの歴史と新しい石苔亭いしだのキーワード

・すべてはチームワークによって成り立っている

・いしだらしさとは

・どのお客様にも同じクオリティーのサービスをどうやったら提供できるか

・模範ビデオの上映

あるグループ長は、チームワークの大切さを実感させるために、それまで比較的、旅館の中で軽視されてきた「布団敷き」の仕事をみんなでやろうと提案し、リレー形式でのゲームを行いました。ジャッジは布団敷きのおじさん達。厳しいジャッジに、どれだけ日頃神経を使って布団を敷いているかということが分かり、一人では綺麗に効率的に布団が敷けない事も分かりました。

決してコンサルタント業者が主催するような立派な研修会ではありませんでした。スタッフがロビーに車座になって話し合ったり、模造紙に書いたものを発表しあったりしながら、私たちの旅館はなに者なのかということを知るために、全部をさらけ出して話し合いをしました。ある意味で大きく私たちの旅館が前進した日であり、ある意味では辛い2日間でもありました。

つづく