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昨日はゴールデンウィーク明けの休館日も兼ねまして、4月に行うはずだった恒例の「新入社員歓迎会」を含めたボーリング大会・夕食会が実施されました。
なかなかこういった職業ですと、スタッフ全員が揃ってのレクレーションも、一年の中で限られた回数となってきます。
新旧交えてのボーリング大会では、かつてマイボール・マイシューズでならしたであろうベテランの村山支配人や、勢いだけがとりえの若旦那をおさえて、新人女性スタッフの北澤さんが一位を獲得しました。
これにはスタッフ全員驚き！「わたし、ボーリングなんてそんなにやっていませんのよ。うふふふふ・・・。」と笑顔で答えていましたが、どこまでが本当なのかわかりません。
夕食会は、お花の先生やパートスタッフの方々も参加して賑やかに行われました。
今年から若旦那の提案で、夏には全員でキャンプにも出かける予定です。忘年会ではグループ対抗のかくし芸大会もあるようです。
お腹もいっぱい、気持ちもリフレッシュ、これでまたお客様に精一杯サービスがしていけそうです。
宴のメンバーでもある和太鼓の塩原 良さんがご出演になった「言の葉つむぎコンサート」へ行って来ました。
その中で、今度塩原さんが今回出すデビューアルバムから、「ハッピーバースデー」という曲を含めて何曲か披露してくださいました。
「ハッピーバースデーという
君が生まれた日は
母さんが 君に 命をかけた日
君が生まれた日は
父さんが 君のことを命をかけて守ろうと 誓った日
君が生まれた日は
本当の家族というものを 見つけてごらんなさいと
神様が みんなに宿題をくれた日
誕生日は 君だけの お祝いの日ではないんだな
・・・・
・・・・
ハッピーバースデーという 君が生まれた日は
間違いなく 君と家族みんなが一緒に 生きていくことを 約束された日だ
そんな日に ぼくらは いつも 太鼓を 響かせよう」
こんなメッセージの入った曲もあります。
地元の書店などで販売しておりますが、ご希望の方はご連絡ください。
5月20日（金）に石苔亭いしだ能舞台におきまして、紫宸殿の宴1000回記念公演を「和力」の皆様をお招きして行います。
1000回の紫宸殿の宴のテーマが「はな」ということから、この日の「和力」の方々の舞台もそのテーマにちなんだものとなります。
若旦那も飛び入り参加しての舞台となるようで、これから体力トレーニングをどうやら始めるようです。
通常の舞台よりも公演時間を延長いたしまして、演目も華やかなものが目白押しの舞台となる予定ですので、是非この機会にご覧にいらっしゃってくださいませ。
「若衆」のメンバーが昨日の若旦那の手紙を見て、どうにかしてお部屋の清掃をする姿が、お客様にとって心地のいいものになるにはどうすればいいのかを考え始めました。
私たちの旅館は、全館平屋作りであることや、チェックアウトが午後1時だったりすることから、お客様のご滞在の間に、お部屋の清掃をさせていただく場合があります。
旅館によっては「お客様の目に触れないように清掃スタッフは隠れなさい。」というところもあるようですが、若旦那は「隠れる必要はない。」と言います。「一人一人の働いている姿が美しければそれでいい。隠すのではなく磨くのだ。」と言います。
若旦那から「若衆」のメンバーには、こうしなさいという指示は出していません。自らが考えることが一番大事なことです。
どんな案が出てくるのか楽しみです。
客室や館内の掃除をしてくれているセクション「若衆」の集まるスタッフルームのドアに、若旦那が貼ったこんな手紙を見つけました
バリ島の リゾートホテルは 一泊ではもの足りない。
たいてい 2〜3泊の 滞在となる
朝起きると すでに 太陽は 高く 昇っていて
ずいぶん 寝過ごしたことに 気付く
朝食とも ブランチとも 言えない 時間に
レストランへ 向かって 歩いていくと
洗濯物を 運ぶ 女性スタッフが 向こうから 歩いてくる
まっ白い歯を 見せ ニコリとして
「グッ モーニング」
と 女性から 声を かけてくる
あとは なにも 言わないが 温かな眼差しに
なにか 心地よい 気分になった
途中 石畳を 掃いている 男性に会う
きちんとした 清潔な 身なりで やっぱり
「グッ モーニング」
と 声を かけてくる
あとは サッサッと 石畳とほうきの すれる音が しているだけ・・・
そうじを している あたり前の 風景が そこには あった
すがすがしい バリでの 朝の風景・・・・。 若旦那より
ゴールデンウィーク前にオープンしました「HARNN〜ハーン〜」のコーナーは、多くのお客様にご利用いただいております。
そのコーナーのテーブルの上に新しい仲間がやって来ました。掃除のときに地下の倉庫から出てきた古い金魚鉢を、若旦那がきれいに洗ってその中に、尾ひれの長い赤い魚が一匹泳がしています。
一匹で寂しくないのか心配でしたが、なんでもこの魚は2匹一緒に入れておくとすぐケンカを始めてしまうようで、こうして一匹でゆうゆうと泳いでいるのがいいそうです。
夕方になると館内それぞれの水槽に、水上ろうそくが浮かび火が灯ります。魚たちはその明るさにつられて、ろうそくの周りをゆっくりゆっくり泳いでいます。
そんな魚たちの姿もどこか心休る光景です。これでヒグラシの鳴き声でも聞こえてきたら雰囲気サイコーなんですけどね。
石苔亭いしだの「オリジナルハーブティー」が出来上がりました。
日頃お疲れのお客様に少しでも元気になっていただきたいという願いで、オリジナルブレンドいたしました特性ハーブティーです。
ブレンド内容は、ローズペダル・ハイビスカス・ヒース・ラズベリー・パパイヤ・パイナップル・バナナ・グレープ・サワーチェリーです。フルーツはドライフルーツ上になっており、そのまま食べても美味しく召し上がれるくらいです。
元気の源クエン酸や若返りをサポートするビタミンや抗酸化ポリフェノールなど、毎日の健康を体の中から考えた爽やかな香りが特徴のハーブティーが出来上がりました。
第2ロビーにてフリードリンクでお召し上がりいただけます。どうぞこのハーブティーを飲んで元気になってください。
若旦那がこんな話をしていました。
「100点を取る人と90点を取る人は大きくその違いがある。日頃あまり授業に積極的に参加していなくても、一夜漬けで頑張ればなんとか80点までは取れる。しかし、80点と90点の間には高い壁があって、一夜漬けでは90点を取ることはできない。
それでは、毎日授業をきちんと受けていれば100点は取れるか？これも違う。毎日授業をきちんと受けていても90点しか取れない人は取れないのである。
90点と100点の間にはもっともっと高い壁がある。それは学力以外の力である。人柄・落ち着き・確認・一歩踏み込んだ思考力・・・・。すべてが兼ね備わらないければパーフェクトを出すことはできない。
90点で満足してはいけない。そこからが本当の勝負である。本物になるにはいつでも100点が出せる自分にならなければいけない。」
昨日のイチロー選手の話にも通じるところがありそうです。
今朝の報道番組で、ヤンキース松井選手が4月8日以来ホームランもなく打撃不振にあえいでいるという報道と、マリナーズイチロー選手が5打数3安打の猛打賞で打率も.358に上げたという報道を見ました。
松井選手がスランプで、イチロー選手が好調といえばそれまでですが、以前、ニュースでイチロー選手がこんな話をしているのを聞いたことを思い出しました。
オリックス時代、イチロー選手は自分のバッターボックスに立ってヒットを打つまでの「型」をずっと探していたそうです。どの場所で屈伸運動をするのか。何回バットスイングすのか。何歩でバッターボックスに入るのか。そんなことまで・・・。
イチロー選手特有のピッチャーに向かってバットを垂直に立て、ユニフォームの肩に手を当てる仕草も、その一連の動作の中にあります。
だからこそ、プレーする場所が日本からアメリカに変わっても、同じ精神状態で安定した打率を維持することができるのだと思います。基本の型があるのでスランプから抜け出すにもそう長い時間がかかりません。
松井選手のスイングを見て、テレビの解説者が「あんなに足のスタンスが開いていては打てるわけがありません。」と言っていましたが、それは松井選手にとって自分らしいの打法にいつでも立ち返ることのできる「型」がまだ完成されていないからではないかなと思いました。
基本がぶれずにきちんと自分の中にすわっていることほど、安心で確実なものはありません。基本の「型」があるから応用もあるのです。イチロー選手が何年もかかって自分の「型」を見つけたように、私たちも時間をしっかりかけて、サービスの基礎を築いていきたいと思っています。