末摘む花〜源氏の君18歳の正月から19歳正月まで
夕顔の死後源氏の君はふさいでいた。そんな折、一人寂しく暮らしている姫君がいるいるということで頭の中将と先を争って自分のものにしようとしていた源氏の君は運良く末摘む花の家に泊まることが出来た。真っ白に雪が降り積もっている翌朝、末積む花の容貌をみて、その異様さに驚きあきれたが、境遇や気立てのよさに免じて世話をすることにした。その後二条院では源氏の君と紫の上は鼻の赤い女の絵を書いて楽しんでいた。
以前お客様に指摘されたことがあります。お部屋の名前に末摘む花はどうでしょうか?と お客様はよくご存知です。この度、お部屋の改装と同時にこの「末摘む花」という名称のお部屋はなくなりましたので、ご指摘くださった皆様にご報告いたします。それにしても源氏の君もやさしいのかそうでないのか、気立てのよさというものは何にも替えがたいと信じたいと思うのは私だけでしょうか。
明日から2日主人の実家へご挨拶へ言ってまいります。今年1年間もまた寂しい思いをさせてしまいました。主人は一人息子なんですよね。ごめんなさい。
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