空蝉・・・・源氏の君17歳の夏
源氏の君の空蝉への恋慕は益々募るけれど、空蝉は上手に交わして逃げてしまう。ある夜、空蝉の弟の小君の手引きで空蝉の寝室へ忍び込んだ源氏の君であったが先妻の娘と一緒に寝ていた空蝉は衣擦れの音で気が付き寝所を抜け出し、源氏は空蝉だと思い込んで契りを結ぶ。間違いに気付いたが時既に遅く、源氏は空蝉の残していった衣を持ち帰る。その後も幾度となく消息するが空蝉は返歌もない。しかし空蝉も「夫のない身で有ったならば・・・・」と身分や立場の故に悩み苦しむ。夫の死後は、尼となりやがて、源氏の二条院に引き取られる。
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