夕顔(源氏の君17歳の夏〜10月まで)
源氏の君が六条御息所への忍び歩きの頃、ふとした縁で夕顔の宿の女を知り、この女の柔らかな態度に源氏の君の心はひきつけられてしまい通い詰めるようになった。その夜は夕顔の家に泊まり、翌朝、侍女の右近だけ連れて荒れ果てた空家に泊まったけれど、その後夕顔は物の怪に襲われて急死してしまった。右近から素性を聞いて頭の中将との間に女の子がいることが分かった。(玉鬘)以前、雨夜の品定めの時に頭の中将が言っていたのは常夏の女で、夕顔のことだったのがわかった。
次回・・・・・若菜18歳3月〜10月まで
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