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いよいよこれから秋も深まり、旅館から見ます網掛山も紅葉で紅く染まってくることと思います。近くのヘブンス園原では、頂上の富士見平からすでに紅葉が降りてきているようで、これからがまさに観光シーズン真っ只中といったところです。
本日の宴は篠笛の久世さんでした。ふるさとメドレーでは、秋の歌のメドレーを披露してくださいました。「赤とんぼ」笛の音にのせて「赤トンボ」を聞きながら
「これから夕焼けがきれいな季節になってくるなぁ」
と思いました。
そう言えば、夕暮れの時間帯のことを「たそがれどき」と言います。これは夕暮れ、少し暗くなってきた時間帯に、あちらからやって来る人を
「誰そかれ（たれそかれ）」
と言ったことから付けられた名前だそうです。
名前にはひとつひとつ意味があるんですね。
イラクには大量破壊兵器はなかったそうです。
戦争に理由があってはならないと思いますが、アメリカが世界を守る為にと戦いを挑んだ相手は、武器をもたない国の人々でした。どれだけ多くの人の命がこの争いでなくなったのでしょう。
アメリカ大統領はこう言います。
「フセインを投獄した事でアメリカはより安全になった」と・・・・。
なんの罪もなく死んでいった人たちにも、同じ事が言えますか？
本当にこれで世界は平和になりますか？
みんな優しくなれますか？
盾（たて）を持ては鉾（ほこ）を持つ・・・どこかで誰かがやめなければ、悲劇はいつまでも続いていきます。
以前にお話をいたしました秋の料理企画第１弾といたしまして、当館の長田番長（板長）とフレンチのシェフとのコラボレーション企画が実現いたしました。フレンチのシェフは東京赤坂「ビストロ・ボン・ファム」の中野寿雄シェフです。レンガであしらった落ち着いた店内で、力強いしっかりした味わいの本格的なフランス料理が堪能できるお店です。
現在、お客様にご提供しております信州牛の塩釜焼きやりんご鍋は、中野シェフからアドバイスをしていただきながらできたメニューです。何度か中野シェフのお店に番長と共にかよわせていただく中で、今回の企画が実現いたしました。
内容は以下のとおりでございます。
日時：2004年11月16日（火）
料金：お一人様 16,000円（個室会席場利用＋2,000円）
料理内容：中野シェフのフランス料理と長田番長の和食の創作料理
定員：先着100名様
※ご宿泊のお客様は宿泊料金＋5,000円（花散る里タイプ）
＋3,000円（源氏庵・宇治タイプ）となります。
予約開始日：10月10日 午前10:00より
二人の料理人が腕によりをふるって、これまでにないお料理をご提供いたします。どうぞご賞味くださいませ。
尚、食材・会席場の都合上、定員になり次第受付を終了させていただきます。ご予約はお早めにどうぞ。
今年は日本各地で人里にクマが出没することが多いそうです。人や家畜にも危害を加える場合もあるようで、腰に鈴をつけて歩いたりラジオを鳴らしながら山を歩くという様子をテレビで目にしました。
昼神温泉でも一昨年温泉街の近くでクマが出たという話を聞きました。近くのヘブンスそのはらロープウェイの下に親子連れのクマを見たという話も聞いたことがあります。
特に今年クマの出没が多いのは、台風の影響でどんぐりの実がほとんど落ちてしまったからだそうです。クマも冬眠を前に食料を探して人里に下りてきてるのだと思います。もともと臆病な動物だといわれているクマが、自分の子どもまで連れてわざわざ山と人里の境界線を越えて山から下りてくるのは、それなりの覚悟をもってのことなのだろうなぁとひとごと・・・いやクマごとながら考えてしまいます。人間がクマの領域を侵食しているのか、クマが人間の領域に入り込んでいるのか、大きな地球の生態系から見るとなんとも言えませんが、猟銃で撃たれて捕らえられているクマの映像を見るたびに、人間とクマが共存していける可能性は果たしてゼロなんだろうかと思います。
チェックインの前にと思い、玄関周りを掃き掃除をしておりましたらご宿泊のお客様が少し早くご到着されました。私ども石苔亭いしだは昨年の4月よりチェックアウトが13時となったと同時にチェックインを15時とさせていただいております。不十分な状態でのお出迎えを避けるため、お客様には大変申し訳ないのですがご協力をいただいております。そのため、本日ご到着されたお客様に私自身で「申し訳ありません」といって少し温泉街を散歩していただくようお勧めいたしました。そのときお客様はどう思われたでしょうか？私の察するところ、長い間車で移動してきたのに、追い返されるとは････と感じられていたかもしれません。お客様は「わかりました」といって散歩にいかれたのですが、どうにもそのときの様子が私は気がかりでした。15時を回り少し経った頃、スタッフに頼み車を出しお迎えに出てもらいました。お顔も分からないスタッフが上手に出会えるかも心配だったのですが、運良く出会うことが出来お客様に御礼まで言っていただきました。こういうご縁と言うのは本当に嬉しいことですね。私はお迎えすることが出来なかったお客様を気にしていました。その気持ちをお客様は気持ちよく受け取ってくださり、また心で感じて下さいました。相手を思いやる心が通い合ったときの満足感と言うのは私たちの心を自然な流れで幸せにしてくれるように思います。
同時に反省もいたしました。あの時お客様が何の不信感も感じられずに散策に出かけられていたら私はお迎えに上がるということに気が付いただろうか？と･･･“「気を付ける」とは「気持ちを附ける」と言う意味だよ”と若旦那から聞いたことがあります。私はその事を具体的に実感した気がいたします。ほんとに些細な、当たり前のことのようですが、ほかのお客様もお迎えする中で「うっかり」することなく気づくことが出来た自分がちょっぴり嬉しい私でした。
以前にも私たちのスタッフの呼称についてお話をしたことがあると思います。
当館の調理人は「鬼番〜おにばん〜」と呼ばれています。その名のとおり料理の「鬼」となって、妥協を許さず常に美味しい料理を目指していくといった料理人の願いのこもった呼称です。
そんな鬼番の頭「番長」と各界の一流シェフとのコラボレーション企画が決定をいたしました。
11月16日にはフレンチのシェフとのコラボレーション。
2月初旬にはイタリアンのシェフとのコラボレーション。
3月18日には中華の料理人とのコラボレーションです。
もうどんなシェフの方々が来ていただけるのかわかっているのですが、後日お一人お一人ご紹介をさせていただきたいと思います。中には「料理の鉄人」もいらっしゃいますよ。
いずれも限定100名様までのご案内となります。
私も今からとても楽しみです。
これまでHP上での客室案内は客室の料金ランクに合わせたご紹介でしたが、客室によりましてそれぞれ楽しみ方やすごし方が異なってまいりましたため、10月よりHPでの客室タイプのご紹介を「3タイプ」から「7タイプ」と増やさせていただきました。
当館でご用意させていただいております19の客室は、どのお部屋も間取り・眺めなど異なっております。HP上の写真では全てはお伝えできないところもございますので、ご不明な点につきましては、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
現在ホームページ上からの予約は「仮予約」ということで受付をさせていただいておりますが、11月から「本予約」というかたちで24時間体制でお客様のご予約が受けられるようにもなります。（モバイルについても同様となります）
1泊2日の22時間スティをどうぞ心行くまでお楽しみください。
心よりお客様方のご来館をお待ち申し上げております。
日本のイチローが1920年にジョージ・シスラーが樹立した年間最多安打記録「257本」を更新しました。現在その記録は260本にまで及んでいます。
イチロー選手が達成したこの記録は、ただたんに1年間にたくさんのヒットを打ったということばかりではなく、私たちでは想像が出来ないいろんなプレッシャーを乗り越えてやっと達成のできたものだと思います。インタビューでイチロー選手が「記録を前にしてドキドキしたけれど、それを楽しむことができた。」と言っているのを聞いて、プレッシャーまで楽しみに変えてしまえるイチロー選手の強さに驚かされました。
小学校の音楽会のピアニカで、ちょっとくらい間違えたって誰にもわからないだろうし、誰も見ていないだろうに、妙にドキドキしてしまい、先生から「見ている人をみんなジャガイモやカボチャだと思えば大丈夫！」と言われたわけのわからない言葉を何度も何度も自分に言い聞かせていた自分にとって、イチロー選手のこの言葉や気持ちの強さは本当にすごいなぁと思えることでした。
石苔亭いしだがテレビ朝日「旅の香りときの遊び」の中で紹介していただけることになりました。
先日、番組の録画があったのですが、今回当館を訪れてくださったのは西城秀樹さんでした。男の一人旅がテーマということで、西城さんには書斎付きの「男の隠れ家」の客室をご利用いただきました。西城さんはとてもアーティスティックな感覚を持たれている方で、今回、設計図無しで空間にこだわって若旦那が作った客室空間に大変共感されまして、録画の合間に「ここはもっとこうした方がいいね。」とか、「この空間にはこんな陶芸家の作品があうよ。」と、いろいろアドバイスをしてくださいました。横で楽しそうに話している男性2人を見ながら、なんとなく羨ましく思えてきました。
放映は10月26日（火）夜7:00からだそうです。
よろしければどうぞご覧になってくださいませ。