今年は日本各地で人里にクマが出没することが多いそうです。人や家畜にも危害を加える場合もあるようで、腰に鈴をつけて歩いたりラジオを鳴らしながら山を歩くという様子をテレビで目にしました。
昼神温泉でも一昨年温泉街の近くでクマが出たという話を聞きました。近くのヘブンスそのはらロープウェイの下に親子連れのクマを見たという話も聞いたことがあります。
特に今年クマの出没が多いのは、台風の影響でどんぐりの実がほとんど落ちてしまったからだそうです。クマも冬眠を前に食料を探して人里に下りてきてるのだと思います。もともと臆病な動物だといわれているクマが、自分の子どもまで連れてわざわざ山と人里の境界線を越えて山から下りてくるのは、それなりの覚悟をもってのことなのだろうなぁとひとごと・・・いやクマごとながら考えてしまいます。人間がクマの領域を侵食しているのか、クマが人間の領域に入り込んでいるのか、大きな地球の生態系から見るとなんとも言えませんが、猟銃で撃たれて捕らえられているクマの映像を見るたびに、人間とクマが共存していける可能性は果たしてゼロなんだろうかと思います。
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