私達地元の飯田市では毎年この時期になると「いいだ人形劇フェスタ」というお祭りが開催されます。今年は、8月5日~8日です。
さて、これについての情報は後ほど行いとして、今日はその一環で子供達による「天子のたまごコンサート」が行われました。
ちょっとした経緯で今月3歳になる娘、麻琴もその舞台へ出演させていただけることになりました。
ちいちゃな声でしたが、ピアノの伴奏が鳴り出すと「チューリップ」を独唱しました。
普段本人の力の半分も出せなかったかもしれませんが、欲頑張りました。
この後にどんどんと続くたくさんのお姉さんやお兄さん達の歌の発表やピアノの発表を見させていただきました。
私は、子供達からとっても素朴な疑問と気付きを与えられました。
それは、子供達の声に「素晴らしく人を感動させられる力がある」ということです。
劇団やテレビに出てくるような子供達と違って、別段特別表現力があったり、表情がころころかわったり・・・・とそんな様子では消してありません。むしろ、緊張して、表情はこわばっているくらいです。舞台の上でたって声を出していることが精一杯の様子だってあります。
そんな子供達が、歌う声やその出し方でしょうか?
理由はわかりません。でも、不思議と感動を覚え涙がにじんできました。
麻琴ほど小さいと、まだちょっと難しいですが、年少さんぐらいの子から小学校低学年の子供達は十分舞台の上で歌を歌っていることを理解しています。惜しみなく出す、透き通った声、張りの有る声、どこか純粋で真直ぐな心が届きます。そこが、私の心を動かすのでしょうか?よくわかりません。
最後には、小さい子も大きい子も皆一緒になって、「ジャックと豆の木」という人形劇を行いました。
このときのみんなの意気投合した、素晴らしい部隊構成と完成度にまた、また、感動です。
大人の集団ではなかなかこうはいかない・・・・とまで思うほど寒心いたしました。
無条件で仲間や先生を信頼し、協力し、いいものを作ろうとする姿が伝わったのでしょうか?
まさしく、石苔亭いしだに望む姿です。
人に感動を与える・・・・
作られたり、飾られたりしたものばかりでは決して得られない物です。
純粋さ、信頼、喜び、相手や仲間を思う心と行動、愛・・・・・
心からにじみでる当たり前で、自然な行いがそこにあるかどうか・・・・
本当は、もっともっと私も感じられているのでしょうが、上手く表現が出来ません。
でも、何か接客業にも通じる根本的なことを気付かせていただく機会だったように思います。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
そして有難う。