石苔亭いしだをここまで営業してくるにあたり、母の代から大変お世話になり、2代目となった私達夫婦も引き続きお世話になり、勇気付けてきていただいている松本の扉温泉、明神館の会長様がお亡くなりになられました。
本日は、その葬儀に参列させていただきました。
会長様は93歳、現社長のお父上になられます。
私達は現社長様とその息子ご夫妻と仲良くさせていただいており、お父上のことはあまり存じ上げませんでした。本日皆様の弔辞をお伺いしながら、今までのご尽力をしり、頭が下がる気持ちで考え深く参列させていただきました。
お身内の方がなくなられるということは、いづれは・・・・と覚悟はあるものの、なかなか残される者たちには大きな学びや、きづきを与えてくださり、寂しいものだと思います。
主人の父が亡くなった時を思うと、現社長ご夫妻、また、息子さんご夫妻には私達夫婦本当に良くしていただき、心から感謝しております。やはり一声お礼申し上げずにはいられませんでした。
葬儀に出させていただき、明神館様の歴史の深さ、その時代を家族で力を合わせてこられたそのご苦労と最後まで意識を強くもたれる、おもてなしに対する精神等を知り、私のなんとまだ浅く、未熟な経験なのだろうと、背筋が正される思いでした。
身近に、こうしたベテランの方々が、いつも暖かな気持ちで声を掛け合える仲間としていてくださることに、心から感謝いたします。
石苔亭いしだの歴史は、旅館の分野ではまだまだ駆け出しです。
どのような志で、今の時代を胸を張って過ごし、自分達の時代に終止符をうつか、また次の世代へと譲ってゆくことが出来るのか、これからもう一度しっかりと向かい合っていけたら素敵だな・・・・
と感じました。
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