若女将の日記

竹宵まつり が行われます

100万人のキャンドルナイト　～　電気を消して、スローな夜を～

こうした取組みがあることをご存知ですか？

私は、今回はじめて知りました。

飯田市（南信州実行委員会）が取り組んでいることのようでしたが、今年昼神温泉も参加することになりました。

まずは、6月5日（土）の夜8時に、一斉ライトダウンを致します。

飯田市では、りんご並木、風の学舎、が同時に行われます。

昼神温泉では、この時間お客様にご協力いただき照明を落とします。

石苔亭いしだの玄関は、ろうそくでともされる予定です。

初めての試みですが、昼神温泉での取り組みに、何か私達も自己流を加えて取り組めれるよう考えてみようと思います。

また、詳しいことが解りましたらお知らせいたします。

全国でも、「キャンドルナイト・アンバサダー」「キャンドルナイト・ファミリー」という取組みに

自由に登録・掲載できるページがあるそうです。

http://takeyoi.maika.in

ご興味のある方は、是非こちらをご覧ください。

菊イモ

菊イモを使ったうどんが商品になりました。

今日は、その試食会へ行きました。

「菊イモ」という食材をご存知ですか？

菊イモは、北アメリカ原産で20世紀初めに、エドガーケイシ―という人が多くの糖尿病患者に食べさせた。という植物です。

日本には幕末にペリーが持ち込んだと言われており、飯田市出身の田中芳男氏（＝日本の博物館の父）と言われる方が命名しました。花は菊のよう、根はイモのように食べられるというところから命名し、生命力が強い非常食として普及に努めたとされています。

その菊イモが清内路で生産されており、今回の商品開発になりました。

今年、養命酒の残渣を飼料にした名古屋コーチンおメニュー化にあわせて、

今年は健康にしっかりと沿った形での展開を考えております。

そんな中、とっても興味深い食材です。

しかも、地場の食材です。

実物の麺は、少し透明感があり一件こんにゃくか寒天のようにも見えます。

もっちりとしていて歯ごたえがあり、体に良いという事を言われると女性の皆さんには喜ばれそうな仕上がりです。

「菊イモ」のお漬物も非常に食べやすく、美味しいですよ。

献立にどのように組み込んでゆくか、また、参考になるような、印象に残ったお店などがありましたら教えてください。皆様からのご意見をお待ちしています。

是非、お声をお待ちしています。

名古屋コーチンの鶏肉料理を研究

以前より御取引きをさせていただいております、池が平牧場の平飼の地鶏「名古屋コーチン」に、養命酒の残渣を飼料として加えるようになったことを、前回ご案内させていただいたと思います。

当社が仕入れを行っているものは、主にその200日平飼された名古屋コーチンの「初産の卵」です。

献立の中では、一番人気の「茶碗蒸し」や、朝食の「生卵」に使わせていただいております。

今回は、実際に養命酒の残渣を飼料に食べ始めた名古屋コーチンが出始めるということで、どのような料理献立としてご提供できるかを池が平牧場の社長と息子さん、長田板長と逸見顧問との５人で名古屋のお店へ勉強会へ出かけました。

そちらは、古くから池が平牧場の名古屋コーチンをつかった「ひきずり」という料理を提供しているお店「司」といます。場所は、名古屋市中区新栄3丁目にあります。

「ひきずり」とはどういうものなのか・…？

私たちは初めて聞きました。

名古屋では古くから親しまれている料理のようです。

おいしかったですね～

簡単に説明させていただくと、鶏肉のすき焼きですね。

ご存知の方、いらっしゃいますか？

「ひきずり」という名前いもインパクトがあります。

どんな意味があるのでしょう？

また、調べて見ようと思います。

農家やっています

何をするにもスピードのある主人は、どうやら自分のイメージに形が整ってきたようで満足のようです。

それら形（絵）に自分の姿をはめ込み、動き出しました。

今日はお天気もいいし、サイコーです。

彼は今、カインズホームへ行き芝生を買っていきました。

自宅のテラスと畑の境へ芝生を張るためです。

見てください。

見事な赤土です。

粘土質で硬いんですね、赤土って････

先日雨が降った時、私の車が赤土にはまってしまいました。

男４人がかりで車を引っ張り出していただいたことがあります。

それからあのでっかい赤いトラクターで土をかき混ぜ始めました。

「今年１年は土作りだー！！！」
といっています。

私としては、とっても期待したいところです。

あのトラクター、気持ちよさそうですよね。

アイポットを持ち出し、音楽を聴きながら、大きなトラクターで土を感じ、風を感じ･････

仕事も楽しく出来ると思います。

個人的には、大変期待したいところですが、不安な面も多々･････

発想力・実行力・人脈作り

私の苦手なところをずば抜けた才能をもた主人ではあります。

ただ･････

それだけに、やってみたいことが次から次へ出てきてしまい、またそれらに興味をそそいいでくださる方々も現れてしまい、どんどんと次へ進んでしまうんですよね。

そうなると、現在興味を持ってやっていることに時間がかけられなくなり･････

それが生き物だと厄介です。

やっぱり命がありますから、言葉が通じない以上に手をかけてあげないと死んでしまいます。代わりに誰かが世話をする羽目になってしいます。

まあまあ、誰にでも長所・短所はありますから、長年一緒にいる者としてはこれも想定内ですけど････

１日は２４時間しかない上に、家事と育児と仕事と妊婦との４拍子がそろってしまっている私にとっては、一つでも仕事が増えるということは、何かがおろそかになるということで、全部はとてもこなし続けられないものです。

そのことで、私が周りの方々にどんな迷惑をおかけしているかが、本当の意味で実際がわからずにいるところが心配な部分です。

しかも、私の優先順位が変わることで、私の評価も落ちます。

でも、誰にでも同じように思いますが、私の身近にいらっしゃる方々には、自分の信じる道を楽しく進んでもらいたいです。笑顔があれば、私はとても安心だし、苦でもなくなります。

私の側で笑顔でいてくれると、少しは役に立ててると感じられ、私自身が救われます。

こうした感情は、お客様に対しても、旅館のスタッフに対しても、友人に対しても、子供に対しても同じです。

周りの方々の笑顔は、病気も治せてしまえるほどの素晴らしい贈り物だと私は感じています。

まずは、何事もよい方向へと進みだすよう期待を持ちながら行動していきます。

主人の畑は作りは今後どのようになっていくでしょうね。

楽しみです。

と思えるだけで
 
 

村の住民になった実感

今夜は地域のコミニティー館「生きがいセンター」というところで集まりがあり、参加してまいりました。

どうやら、阿智村で配られる「広報」という冊子の説明会のようです。

村の男集が集まり、村の取組み等の説明を聞き、意見交換をする場です。

そして、最後には田植えの時期で田んぼへの水送りのための、水路などの件でそれぞれから話が上ったり････

「○○さんところの水路で水をせき止めていて、○○へ水がこなかった。」とか････

何だか、狂言にも同じような話がありましたよね。

自分が結婚をし、子供を授かり、家を建て、土地に住む･････

そのことを、今まで生きてきた中で一番大きな実感を得たひと時でした。

自分がいかに、周りと関わらず旅館という仕事っきりに関わってきていたことか、またそれによってやはり成長が止まっているものか････

と、そんなことを気付かされました。

だからといって、すぐ何でもわかって上手に出来る私ではありません。

ただ、これからは大変なことだけれども周りの皆さんときちんと向かい合って、恥ずかしくない子供の母親になれるよう、この土地のみなさんにしっかりご指導をいただこうと覚悟をしました。

旅館のことをおろそかにするというわけでは有りません。

ただ、いろいろがつつがなく出来るようになるまでは、一生かかるかもしれません。

多くの皆様のお力と温かなまなざしで、最後までまっとうできますよう応援いただけましたら幸せです。どうぞ、よろしくお願い致します。

うちの亀

今朝は冷たい雨が朝から降っています。

気温も下がり、寒い1日となりそうです。

館内を巡回していた時、寒さが気になり「ふっ」と外の庭を気にして見てみました。

「さくら（亀）はどうしているかな？」

雨をしのぐかのように石の蔭に、ひっそりとしていました。

でも、視線はばっちりこちらを向いています。

いつもだったら、用意してある小屋の中で雨をしのぐのですが・…

目線がこちらを向いていたことに驚き、胸が「きゅん！」としました。

実は、娘と離れて1週間近くたちます。

そんなさみしさ、いとおしさが、思わずさくら（亀）の目線と重なったのでしょう。

早速その目線に応えたい一心で板場から白菜を少し頂き、さくら（亀）にご飯を上げました。

いつまでも元気でいてもらい、石苔亭いしだと一緒にお客様をお迎えしましょうね・…

 

紫宸殿の宴

今夜は加藤木朗様の舞台です。

加藤木様は、毎月石苔亭いしだで行われる　茂山狂言長野社中の一員です。

狂言のお稽古を一家で行ってくださっています。

そんな成果もあり、新しい演目を最近はご披露くださっています。

「くっさ～餅」です。

五穀豊穣を願い、また土地の神様をたたえる日本の伝統芸能「獅子踊り」をアレンジした狂言舞台です。

 

皆様のおかげです

いよいよゴールデンウイークも最終日を迎えました。

このゴールデンウイークは、本当に暑い日が続きました。

本日も、昼神温泉郷あたりは25度以上の気温になるとの情報です。

昨日は夏のような暑い陽気となりました。

明日からまた、曇りのち雨・…と

出来すぎたゴールデンウイークです。

さて、新年度を迎え女将として何かと館内の事情が変わる中、心配事を多く抱えてのゴールデンウイークでした。本当にここ２～３か月の間に、予測をしていないようなあわただしい毎日を迎えると同時に、スタッフへの心境がどのようなものなのか？女将として、部下を信頼し頼りながら、彼ら彼女らを支え、ケアすることができているのか？

そんな不安との葛藤の毎日だったようにも思います。

女将としての役割が果たせていないとなれば、部下からも信頼を得られず、現場のスタッフには背中を向けられてしまいます。そうなっては、石苔亭いしだの看板を背負う者たちとして、心のこもったおもてなしができるわけがありません。

そんなことが心に根強くのこり、育児をしながら時間のない中での自分の仕事ぶりをいたたまれない思いで過ごしました。

どうにもその不安は解消されず、このゴールデンウイークは、かわいい2歳の娘を主人の実家へ預け、仕事に専念させていただく結果となってしまいました。いけない母親です。

けれど、そうやって過ごしてみて今回の自分のわがままに気が付きました。

現場は、私が心配することの程もなく、滞りなく最善をつくしてくださています。

みんなの表情も、心配したことではないです。

また、ゴールデンウイークを迎える間近になって出会ったアルバイトの皆さんが、本当に心強い方々として一員になってくださいました。

何もかも、皆様のおかげです。

本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

これで安心していいというわけではありませんが、自分が自分が・・…と気負いすぎていた分、どこか周りの方々を、どのように頼ったらよいのかを見失っていた自分を反省し、もっともっと現場の仲間との信頼関係が深くなるよう今年1年を取り組んでみようと感じています。

それには、やはり現場を信じて頼ること。

そして自分自身の陰徳を積むことを意識していきたいと思います。

その基本は、毎朝の習慣として、明るく、豊かな隣人をいとおしむ心で、出会う方々、スタッフの方々との「おはよう」の挨拶をすることとしたいと感じます。

まだまだ、理想ばかりで毎日の実践とまでは行っていないかもしれませんが、このゴールデンウイークの成果は、私を一つ勇気づけてくれました。

温かなお言葉をかけてくださったお客様の皆様、

毎日前向きに仕事に向かってくださったスタッフの皆さま、

女将の代わりとなり、責任を持って接してくださている幹部の皆さま、

本当に有難うございました。

明日からがまた、私たち責任者にとっては試練の日々です。

気を緩めず、人の上に立つということの貴重な経験に感謝しながら、旅館の前進に向かって力を貸してください。宜しくお願いいたします。

本日の宴

本日尾宴は、塩原良さんです。

和太鼓の勇ましい、暑い情熱がご来館のお客様に届きます。

ご家族で来られたところのお子様は、大喜びです。

さて、今日は舞台のご紹介をさせていただきます。

以前当館でコンサートを行われました、フルート奏者の森田和美さんの公演です。

開催日　　5月30日（日）

場　所　　飯田市公民館

時　間　　14時開演

大人自由席　　前売り券　2500円　（高校生以下　1000円）

ゲストには、ギター奏者　桑原利彦様　　ピアノ奏者　吉村理恵様

森田和美さまは、ニューヨークやハワイでも講演をされ、東京を活動の中心にされながら、出雲大社、戸隠神社などでも演奏を行われています。

地元天龍村のご出身ということもあり、石苔亭いしだも陰ながら応援をさせていただいております。

是非、お時間のある方はお出かけください。

今日も晴天です

「今年は寒い春だなー」

と、どことなく雨が多く、冷たい風が吹く日も多かった毎日を心配しておりましたが、

おかげ様でこのＧＷの連休は、スタートから大変うららかな日々が続いております。

道路事情から察しても、世の中の皆さまは連休中のご旅行も楽しまれているようです。

お天気事情というのは、観光業にとっては大変重要です。石苔亭いしだにおいても、それは変わらずお客様の予約状況はまずまずです。

今日１日で当日やこのＧＷ中の宿泊の問い合わせだけで１０件以上ございます。

わざわざお電話くださっていますのに、みすみすお断りしなくてはならないことは、非常に残念です。誠に申し訳ございません。

本日昼神温泉郷あたりの気温で、２５度と言われました。

汗ばむ陽気になってきたことをどことなく嬉しく感じています。ただ、館内ロビーの空調は午前中まだまだ暖房を入れている状況であります。

ご旅行の際は、是非１枚上着をお忘れない用ご用意されることをお勧めいたします。