飯田市の教育委員会、観光協会、商工会、NHK長野放送局、テレビ信州、長野朝日放送、伊那谷芸能団体連絡協議会、・・・・・と数々の後援の皆様に支えられ、第2回獅子舞フィステバルが明日、開催されます。
昨年第1回が行われました。
運がいいというのか、たまたま同じ年に「阿智黒丑舞い」が立ち上がりました。
同時に、たまたま翌年「丑年」というタイミングと善光寺の御開帳が控えたたしとなりました。
そして、阿智の黒丑が阿智のブランド牛として松坂屋のお歳暮に取り扱っていただけることとなりました。
そもそも、ブランド牛とすることに合わせて、牛に対する感謝と鎮魂、神様へお祭りさせていただく日本の習わしに従って、阿智黒丑舞いは出来上がりました。
※若旦那が書いた絵です。
すべてお膳立てできていたようなタイミングです。
こうして、南信州で伝統的な数々の獅子舞が大々的に扱われる行事ができたことは、人ごとながら私はとっても嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。
南信州の残されている伝統的芸能は、決して忘れてはならない、今だからこそもっと大勢の方々に発信してお伝えしていきたいと思える、日本のスピリッツです。
農耕民族である私たちは、自然の恵みに感謝し、自然と共存し、魂を揺さぶって生活してきました。そこに、豊かさと優しさと幸せがあったと思います。
この南信州獅子舞フェステバルは必ず、全国、世界の大勢の皆さんに注目をしていただける行事となるはずです。いえ、していかなければならないとおもいます。なぜなら、日本の800年の歴史をもつ伝統行事は、これからの若者に大きな勇気と元気を与え、魂の意味、生きることの土台を理解させる力を備えているから感じるからです。
私は宗教をもってはいませんが、思うのです。
「感謝」の心を育てること、それはすなわち、「人は生きているのではなく、生かされている、自然と共存している」ということを理解し、感じること。
その力を付けてゆかないといけない時期に来ているように思うのです。
私は、個人的にもこの獅子舞フェスティバルを精一杯応援していきたいと思います。
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