9月12日は、長谷川 真弓さんの29歳のお誕生日です。
長谷川さんは、3年前 H18年8月21日に石苔亭いしだへ入社され、その人柄と能力をたより現在は和(ルーム係)のグループ長としてご尽力いただいています。長谷川さんがどれだけスタッフの皆さんからもお客様からも愛される人柄かは、グループの様子を見ているとわかります。
旅館という仕事は、お客様が1泊される中でお夕食と朝食の席を担当する和(ルーム係)が、お客様と触れ合う時間が一番多くある処です。その和(ルーム係)のヒトトナリは、若女将が石苔亭いしだのイメージを作るうえで、大変重要で大きな比重を占めている部署です。
旅館業に携わって以来、人の面では大変苦労を重ねてきました。それが、今は本当に安心して落ち着いていられます。どのようなお客様にも、ご納得していただけるまでの完璧な教育。とまではいえません。しかし、その人の年齢や経験にあわせ、年相応で持ち合わせていて欲しい態度や行動、心のあり方というものについては、私を本当に満足させていただけるようにまとめてくださっています。日常から、一人一人の良い部分が優先して表に現れるように立ち振る舞えるというのは、その人を囲む環境が支えてくれているからです。
「麻の中の蓬」まっすぐに伸びる麻の中に生えれば、曲がりやすいヨモギも自然にまっすぐ伸びる。=人も善人と交わればその感化を受けて善人となる。
この言葉は、私の娘に「麻琴」とつけた時、娘がその麻になって欲しい、と名前に込めた親からのメッセージです。人は鏡です。
長谷川さんはまさにそれをなさっている方です。
長谷川さんとは、私達夫婦の結婚が決まり旅館へ後継者として就職をする際、東京のYMCA国際ホテル専門学校で1年、経営の勉強に通わせていただいた時の同窓生です。卒業後4年たった頃、私達の元へ来てくれました。きっと、大きな期待と憧れを抱きながらの決意だったことだろうと思います。けれど、私のほうが彼女から多くの力と励ましを戴き、その姿に学ばせていただいています。もちろん彼女が作るグループからも、学びます。
そんな長谷川さんだから、会社にお花が届きました。会社の仲間からです。プレゼントを用意した方の愛情の深さが伝わってくるほど、素敵な花だと感じました。
長谷川さん、本当にオメデトウ!!!
大好きなご家族から離れて石苔亭いしだへ来てくれて、本当にありがとう。調度私の出産が重なってしまい、一緒に仕事が出来る時間が少なくなっていることがとても残念です。私が身軽だったら、と期待が膨らむほど長谷川さんとの仕事をもっと深めたいという気持ちが、いつもどこかにあります。
一人の女性として、長谷川さんと出会えたことに今は心から感謝しています。仕事を離れた時には、ずっと同窓生として私の友人でいてくださいね。
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