村上茂さんは、ご夫婦でお勤めくださり、ご夫婦そろって石苔亭いしだの生き字引といっても過言ではありません。私の父が石苔亭いしだを創業した時から力を貸してくださっています。もっと言えば、父とは創業前からの縁です。私にとっては、幼い頃の私から、それを取り巻く兄弟、家族、親戚を知っていてくれる肉親のような存在です。
さらに石苔亭いしだにとっては、旅館がいいときも悪い時もどんな時も、父(オーナー)と母(女将)と一緒になって、生活の全てを旅館にささげて守り立ててきてくださったご夫妻です。私の父も一代で起業してきた人ですから、その父について来た人は普通体験しないようなことも体験してしまいます。そのエピソードといったら一冊の本が出来るぐらいではないでしょうか?
創業当時からの方が石苔亭いしだに今もいらしてくださるというのは、石苔亭いしだにとって何よりの 価値であり、信用でもあると私は深く感謝しています。
100%の人なんておそらくこの世に存在しないでしょう。いいところも有れば、悪いところもある。同じように会社もいいときも有れば、悪い時もある。人間関係も同じです。「辞めようかな」と思ったことだって何度もあったと思います。でも、それら全てを受止めて現在に至る存在は誰が何と言おうと村上さんが誇れるところであり、語れるところだと思います。
私もその背中から、特に状況が悪いような時、辛抱するという事、仕事をするということ、等多くのことを学ばせていただいてきました。こうやって考えると、「教わる」とはどういうことか・・・・
というのも日々の中で学んでいたことに気付きます。
村上茂さんは、今年石苔亭いしだに勤務されて26年。石苔亭いしだの創業が26年。さらに言うと、石苔亭いしだに現在勤める若い社員は19歳や22歳です。
まだまだお元気で、石苔亭いしだを守り立てていただきたいとおもいます。よろしくお願い致します。
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