本日は忙しい中、会社の皆様に失礼して、主人実家へ出かけさせていただきました。新盆です。私は初めての経験でした。私の身内(直系)は皆健在でいてくれていることと、両親もまた3男と末娘であるということ。さらに、旅館をおこなっていたため、なかなか親戚との行事ごとへの参加が出来ずにきていたためです。
私は幼い頃、こうした生活を不満と疑問を持ち続けながら育ってきました。なぜなら、一般常識といわれる経験をしてきてないからです。今、大人になってこれはとても不安なことです。
家族と過ごす時間のなかから、自然に学べることはとても大切な経験です。そうした時間の中から家族、親戚、近隣、友人との人間関係を学び、また文化も学びます。そして、大人へと成長する時間の中で色んな苦難や挫折を乗り越えてゆくための力をつけていきます。
現在の日本の家庭環境や生活環境は私が理想とするものとは程遠いです。核家族化は当たり前となり、忙しいお父さん、お母さんの姿を追いながら、子供達もきっとあわせて生活をしていることでしょう。
夏休みなど、ご家族連れのお客様をお迎えしますと嬉しくなります。お食事を囲みながらお酒を酌み交わしたり、お孫さん達が甘えたり・・・・
日本の行事は、家族の中から子供達がそれぞれの生活を始めるようになり、縁遠くなってゆくところを、定期的に一度寄り集まれるようにする力を持つものです。新盆もそのひとつですね。
主人は一人っ子の長男です。松本の実家には現在義母を一人残してきています。今年の6月に父を亡くし間もない中、供養の為の準備や今日の迎え盆等、全て母一人に任せてしまっていました。
私にとっては、今回の新盆が新しい家族と過ごす上で、とてもいい時間に感じられました。穏やかな、優しい時間です。いいものですね。
日頃から失礼の多い嫁ですが、これからは仕事を理由にせずに義母と過ごす時間を増やしていけることを願っています。
スタッフの皆さんにも家族の時間は出来るだけ取らせてあげられる会社であるよう、頑張りたいと思います。
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