朝から昼神温泉郷には雪が舞っています。ゴールデンウィークなのに雪が降っている・・・?と驚かれる方がいらっしゃるかもしれませんが、これは阿智川の土手に生えている柳の実が綿になって飛ぶ風景です。例年ですとゴールデンウィーク明けあたりにこの白い綿が飛ぶのですが、今年は温かな陽気ということもあり、1週間以上早く、昼神温泉郷に柳絮の白い雪が舞いました。
阿智川の土手を歩いている観光客の方々が、どこからともなく舞い降りてくる白い物体がなにか分からず、その不思議な風景にただただ見入っています。ねんとも幻想的なこの時期ならではの風景です。道端には大きな塊となった柳絮がふわふわと風に吹かれてあちらこちらを行ったり来たりしていました。
石苔亭いしだのロビーの天井は開閉式の天窓となっているため、窓を開けますと天井から白い綿帽子がゆっくりゆっくりと、五月の温かな日差しに照らされて舞い降りてきます。ゴールデンウィークの慌しい時間の流れの中でも、一時、心を落ち着かせることのできる時間でした。
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