本日から始まります「昼神の夏越祓え」のプレスリリースが、午後行なわれました。庭師の横前さんが数日前からかかりきりで設置していただきました茅の輪も、なんとかプレスリリースの直前には完成しました。
石苔亭いしだの茅の輪は、「無病息災」にかけあわせまして、六つの茅の輪が設置されています。それらの茅の輪をくぐると、石苔亭いしだの御神木である「石抱きケヤキ」の前に出ます。ケヤキの前には、ヒトガタの納箱と神殿が置かれているので、その箱に自分の身代わりである「ヒトガタ」を入れます。ヒトガタの色は全部で5色あります。
本日のプレスリリースでは、まず塩原良さんの和太鼓の演奏が行なわれました。5月11日から約1ヶ月間、昼神温泉の観光センターで「生命 出発~いのちたびだち~」という舞台が行なわれています。和太鼓の響きで温泉郷を訪れるお客様に元気になってもらいたいというもので、本日は「命導~めいどう~」という演目を披露してくださいました。
その後、若旦那から夏越の祓いについての趣旨説明がされ、今回の行事で和菓子の提供をしていただく飯田和菓子組合の方からお話をしていただきました。昔は小豆が貴重なもので、厄払いをすると同時にスタミナをつけるという意味で、小豆の入った水無月という和菓子を、夏越の祓いと一緒に食べたそうです。今回の行事では各施設に飯田の和菓子の店舗が1店舗ずつ入り、それぞれ茅の輪をくぐったお客様に和菓子が無料提供されます。それぞれの和菓子屋さん自慢の和菓子を、厄払いをしながら何種類も食べてみてください。
説明などが終わり、熊谷神主さんに茅の輪の「清祓いの儀式」を行なっていただきました。旅館関係者の方や儀式に参加していただいたお客様が他と一緒に、茅の輪を全員でくぐりまして、夏越の祓いが正式に始まりました。これから他の旅館にも茅の輪が順次設置されていきます。昼神温泉にいらっしゃいました際には、どうぞたくさんの茅の輪をくぐっていただき、いろんな種類の和菓子を召し上がっていってくださいませ。
※各旅館内には和菓子の店舗が、この時期だけ特別出店しており、和菓子をお買い求めいただくこともできます。
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