5月14日から昼神温泉郷の旅館で「夏越の祓い」という行事を行なうお話をさせていただきましたが、その行事が終わりますと、風鈴に願いを書いた短冊を付ける「七夕風鈴」という行事が始まります。期間は、7月1日~8月9日までの約1ヶ月間で、行事の最後の週には、昼神温泉で「ほおずき市」が行なわれる予定です。
今日はその「ほおずき市」で販売する「ほおずき」の打ち合わせに、若旦那が根羽村まで行って来ました。若旦那は10年前に根羽村の小学校の教師をしていたこともあり、根羽村については特別の思い入れがあります。今日訪ねて行ったほおずきの生産者の方の家も、行ってみると小学校の給食先生だった方のご自宅だったようで、びっくりしたと言っていました。
根羽村で採れるほおずきは通常のものよりかなり大粒でそれは見事です。愛知県などの中京方面では、お盆などのお墓参りに「提灯」に見立てたほおずきを飾る風習があるようで、8月に近づいてくると収穫の準備で大忙しになるというお話や、気候や風などの自然環境にも大きく左右されてしまうデリケートな栽培であるといった話も聞かせてくださったということでした。だいたいのほおずきは農協に買い取っていただくそうですが、農協の規格から外れた「規格外ほおずき」を使って、なにか昼神温泉らしいお土産ができないかという話し合いに最終的にはなったそうです。
さて、8月の「昼神温泉のほおずき市」どんなお祭りになるのか今から楽しみですね。また、日記の中でお話していけたらと思っています。
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