石苔亭いしだに植木将仁シェフがご来館いただきました。
植木シェフは、昨年、阿智村で行なわれた「味くらべ大会」の趣旨や、南信州の食材に関心を持っていただき、何度か若旦那や阿智黒毛和牛の土屋精肉店の鈴木さんとも会って、地元食材の持つ可能性を無限に広げていくための、アドバイスやアイデアをいただいたシェフです。
植木シェフのプロフィール(超人シェフ倶楽部HPより抜粋)
1967年2月25日、石川県金沢市に生まれる。14歳から18歳まで、暴走族の切り込み隊長を務める。1988年、大和実業(株)の『エスカイヤークラブ』で料理の修業を開始する。1990年に渡仏。南フランスの4ツ星ホテル『ホテル ル デュロス』勤務を経て、フランス、イタリア各地のレストランを食べ歩き、料理の見聞を広める。1993年に帰国。(株)グローバルダイニンググループのもとで腕を磨き、同年、外国人でにぎわうことで有名な『代官山タブローズ』のスーシェフに就任。1998年、『白金ステラート』のオープンとともにシェフに就任。2000年に独立を果たし、青山に『レストランJ』をオープン。その後、2007年『MASAA's』を軽井沢にオープン。現在に至る。料理、サービス、空間のすべてにおいて「パリ、ニューヨーク、香港など、どこにあっても通用するレストラン作り」がモットー。「ここでしか食べられない」といわれる創作フレンチに、料理界からの注目も集まる。テレビ、雑誌などのメディアでも活躍中。
過去の履歴はちょっとやんちゃな植木シェフですが、現在、早座祭りをはじめとする地域ブランドを作ろうとしている若旦那と意気投合して、話が大変盛り上がっているようでした。今日は一日、南信州のこだわりのある食材探しで、石苔亭いしだでもお世話になっている生産者の方々のもとを回りました。
動物性飼料を使わず、200日以上の生育期間をかけて育てる池ケ平牧場「高原コーチン」の新見社長
地元猟友会とのタイアップで地元ジビエを全国へ発送しているネバーランドの桑原シェフ
こだわりのじねんじょや地元野菜を丁寧に漬けている漬物角井の角井社長
限りなく天然に近い鮎を目指している棚田養魚所の棚田さん
植木シェフは、餌や育てられている環境、その生産者がどんなこだわりや愛情を持っているかなどを自分で見て聞いて、本当自分が納得するものでなければ食材として使わないシェフです。自分が料理人として体当たりしていっても、しっかり受け止められる力強い食材を求めているとおっしゃっていました。今日、出会った生産者の方の話にインスピレーションが刺激されたそうです。南信州発のなにかがこれから始まるのかもしれません。
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