国会では、総額二兆円の定額給付金などを盛り込んだ2008年度第二次補正予算に対して、民主党が政府原案に反対し成立が先送りとなりました。毎日、新聞やニュースでは倒産、民事再生、リストラの文字を見ないことがないほど、世の中は切羽詰っているというのに、政治はまるでこれをチャンスとでも思っているかのように、自論を国会でいつまでも語っています。
都合のいいところだけ国民の名前を出してきますが、今一番大切なのは、若干の方向修正をしながらも、確実に前に進むことこそが、国民の勇気や希望につながると思います。与党の皆さんも野党の皆さんもきっと国会でおっしゃっていることは、正しいのでしょう。どちらかが間違っていたのなら、ここまで話が長引くことはありません。両方正しいからこそ厄介なんです。国会ばかりではなく、小さな村の中やご近所付き合いの中でも同じようなことはいくらでもあります。
立場で話す人や、ものごとを難しく考えて複雑にしようとする人を、議場の外へ出して、今、日本がどうなっているのか?どちらへ向かわなければならないのか?そんな話を落ち着いて話してみたら、ちょっとは真実が見えてくるのではないかと思います。
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