今日の午後から本格的に「二千体ひな飾り」の飾り付けが始まりました。
雛人形を飾る班、吊るし飾りを飾る班、餅花を作る班にそれぞれ別れて、作業を進めて行きました。午後には2000体の吊るし飾りを持って、群馬から地球屋さんも到着。午前中にあらかじめ設置された格子状の吊り台に、ひとつひとつ丁寧に吊るし飾りが飾られていきました。最初は能舞台に吊るし飾りが合うのだろうか?2000体と言ってもそれほど迫力は出ないのではないか?など、心配していたのですが、いざ、飾り付けを始めてみると、吊るし飾りひとつひとつ魅力ある形や色と、その圧倒的な数の迫力に、心がウキウキしてきました。
食堂では昨日から餅花の制作が始まっていました。柳の枝に紅白のお餅をひとつひとつ付けていくのですが、単純な作業のようでなかなか形良く餅花を付けていくのには技術がいります。夕方に出来上がった餅花を飾ってみると、能舞台の上から枝垂れ下がった餅花が、雛人形の華やかさを一層際立たせてくれていました。
大変だったのが、やはり雛人形の組み立てです。細かな部品をひとつひとつ組みたてながら雛人形を作っていきます。大広間では担当のスタッフが、笛の持ち方はどうだったのか、槍の向きはこれでいいのかなどと相談しながら、雛人形の組み立てを行なっていました。1セット作るだけでも大変なのが、10セット以上の雛人形の組み立てをするのですから、それは大変です。中には小道具がないものや、通常の飾り物とは違うものも出てきたりして、スタッフは悩みながらも楽しんで雛人形の組み立てを行なっているようでした。
夜遅くに吊るし飾り2000体と雛人形200体の飾り付けが完了しました。
明日は朝から堀木薔薇園の堀木さんが来館されて、200本の薔薇の客室を作ってくれたり、客室にドクタースリーのスピーカの設置を行なったりして、「二千体ひな飾り」のプレスリリースの準備をいたします。
「二千体ひな飾り」の完成披露会は、明日の13時~石苔亭いしだのロビーで行なわれます。お時間がございましたら、入場無料となっておりますので、どうぞお寄りくださいませ。完成披露会の様子は、明日の若女将の日記で報告させていただきます。
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