昨日、お話しました「二千体ひな飾りプラン第1弾 200本の薔薇と11のおもてなし」につきまして、たくさんのお問い合わせをいただきまして有難うございます。
今日は昨日に続き「ひな飾りプラン第2弾」の「サウンドリラクゼーションプラン」についてお話させていただきます。
石苔亭いしだのロビーには現在、天井や能舞台の下などに20個のスピーカーが設置されており、天井からは鳥の鳴き声、足元からは川のせせらぎ、能舞台からはBGMと、それぞれのスピーカーから違った音源が流れています。プライベートシアタールームにも、同様にスピーカーが18個設置されており、映画などの音響は、それらのスピーカのバランスでより迫力あるものになっています。
先日、若旦那が東京へ出張へ行った際に、より衝撃的な音のするスピーカーと出会いました。そのスピーカーを、試しに客室に1セット入れてみることになったことが、今回のプランのそもそもの始まりでした。
「凄い音響のスピーカーを持っている人がいる。」という知人の紹介で、南青山の事務所へ若旦那が出かけていき、そこで出会ったのがあのテレビでも有名な本田医師です。本田メンタルクリニックの医院長であり、朝青龍がスランプのときに診断をされた先生と言えばお分かりになる方も多いと思います。
本田先生は忙しい時間をぬって、わざわざスピーカーの説明のために駆けつけてくださったそうです。先生がお薦めする「ドクター・スリー」という12面体の球状をしたスピーカーから出る音は、机の下に置いているにも関わらず、天井のほうから鳥のさえずりが聞こえてきたり、足元を風が吹き抜けていくような音がしたりしたそうです。ジャズなどの音楽を流すと、スピーカーに向かって右側にベースの人が弾いているのがわかり、その更に左奥でドラムを叩いている人がいるのがわかるくらいリアルな音がし、SL機関車が走っている音では、左の車輪と右の車輪の音が聞き分けることができるくらい立体的に音が聞こえてきたと、出張から帰ってきた若旦那が説明してくれました。
普通のスピーカーが一方向にしか音が出ないのに比べて、ドクター・スリーのスピーカーは360度どの方向にも音が出るために、録音した時の状態をそのままその空間に再現できるそうです。その名のとおり、医療用としても活躍しているこのスピーカーは、音楽セラピーという意味でも大変貴重なスピーカーとも言えいます。
今回は、そのドクター・スリースピーカーを客室に設置して、お客様に音楽によるリラクゼーションスペースをご提供させていただきます。お部屋はもともと音響効果を重視して作られた112号室「財宝」という部屋です。プライベートシアタールームを完備したこの客室は、音響だけではなく100インチの画面に映し出される環境映像などとともに、自分だけのゆったりとした時間に浸ることのできる空間となっています。何種類かの枕をお選びいただけたり、枕元に深い眠りを誘うにおい袋をご用意させていただいたりと、「寝る」ことではなく「眠る」ことにも重きをおいたプラン内容にもなっております。
お部屋にリラクゼーション音楽CDをご用意させていただいておりますが、日ごろ、お客様の聴いているCDがありましたら、是非お持ちになって聴き比べてみてください。そのアーティストの見方が変わるかもしれません。歌のうまいアーティストは、その歌のうまさが一段と引き立ち、そうでないアーティストはいくらCDでも、あからさまにその歌唱力がわかってしまうのも、この12面体スピーカーの魅力でもあり、怖いところでもあるそうです。
「豊かな音響環境」と「深い眠り」をテーマとして作られた「サウンドリラクゼーションプラン ヒーリングサウンドで癒される至福のひととき」石苔亭いしだのホームページから予約ができます。週末など人気の高い日は、お早めにご予約になることをお薦めします。
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