本日と明日の2日間、岡谷市では「岡谷太鼓祭り」が開催されています。
何年かぶりに太鼓祭りを見に行きました。私もかつてはこの舞台の上で太鼓を打っていた一人です。昔はカノラホール駐車場に特設ステージが組まれそこで行なわれていましたが、最近では市街地の中心に200メートルもある大きなステージが組まれ、そこで太鼓祭りが行なわれるようになっていました。
雰囲気も昔とは違って、ずいぶん賑やかな感じです。太鼓ばかりではなく今流行のヨサコイ踊りのステージもあったり、屋台が100軒もあろうかと思うくらい多く出ていたり、しばらくぶりに太鼓祭りに帰ってきて、しばらくは浦島太郎状態でした。
祭り会場を歩いていると、昔の仲間に行き会ったり、舞台袖から声をかけてくれたりしました。自分はもうこの祭りに出なくなって10年以上が経つというのに、今でもこの祭りを盛り上げている太鼓打ちの仲間達がうらやましく、そして嬉しく感じました。
岡谷太鼓祭りの名物はなんと言っても「300人揃い打ち」です。岡谷じゅうの太鼓連が集まって、200メートルのステージを埋めつくした太鼓を全員で打ちます。音の迫力もさることながら、300人の打ち手が乱れることなく揃って打つ姿は、見ているだけで鳥肌が立つほど感動します。
舞台上にはかつて一緒にステージに上がっていた懐かしい顔ぶれで、一点を見据えて楽しそうに太鼓を打っていました。やはりステージに上がると、それを見ているのとでは大きく心境が違いました。
また、いつかこの太鼓舞台のステージに立てる日が来ればいいなと思います。
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