若旦那の日記〜北島康介選手の金メダル〜

私は今年の日本は金メダルは1個も取れないのではないかと思っていました。徹底した英才教育でオリンピックのためだけに人生をつぎ込んでいる外国人選手。自国の発展のために本当に意味で国を背負って出場している選手。金メダルを取ることが生活の糧になっている選手。

世界からは様々な思いでオリンピックに出場している選手がいる中で、これだけ幸せな環境の中、スポーツもどこかファッション化している日本人が世界でメダルなど取ることはできないと思っていました。

北島選手の金メダル獲得のニュースを聞いて、単純に日本が2個目の金メダルを獲得した事の喜びより先に、日本にはまだ北島選手のような、周りの環境に左右されずに、ひたすら自らを貫き通せる選手がいることに嬉しさを感じました。

あえて自分を追い込むような言動の裏には、「有言実行」という固い決意と自分自身にかけたプレッシャーがあったように思います。そして結果を出した。今、日本の教育は「結果がすべてではない」という風潮に大きく流れていますが、「結果にこだわる」ということはとても大切なことです。北島選手が金メダルを取った姿から、日本人の大和魂が今でも健在なことを感じました。

ガンバレ！ニッポン！