今日、長野県の最南端にある根羽村にある玉水農園さんに行ってきました。広い農地を夫婦二人で管理しているのは、この村在住の片桐さんご夫婦です。もう74歳だとお聞きしましたが、まだまだお元気で畑を回りながら、いろいろ珍しい品種の野菜やフルーツの説明をしてくれました。
「こんなものもいるんだよ。」と言って、畑のぞばにある風呂おけを覗かせてもらうと、その淵に直径15センチほどのスポンジでできたような白い玉がありました。なんとそれは長野県では天然記念物として指定されているモリアオガエルの卵でした。カエルは水中に産卵するものがほとんどですが、モリアオガエルは木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます。こういった人口のものに卵を産み付けるケースは珍しいとのことでした。
よく夜になるとここら辺に来ては卵を産んでいくんだよという話を聞きながら、よくみると卵のすぐ傍でじっと動かないでいるモリアオガエルがいました。もうすぐ卵からおたまじゃくしがかえるそうです。
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