昨日と今日の2日間、石苔亭いしだの能舞台にて茂山狂言長野県社中のお稽古が行なわれています。4月の早座祭りで社中の皆さんがこれまでお稽古してきた演目の舞台を終えましたので、今回から新しい演目のお稽古が始まりました。
「太刀奪」「寝音曲」「呼 声」「柿山伏」「舟船」「魚説教」「木賊」
今回のお稽古の演目です。瀬戸内寂聴先生に書き下ろしていただいた地元狂言「木賊」も引き続きお稽古が行なわれています。今回の「木賊」は前回まではカットされていた“老婆が牛に引かれて善光寺にたどりつく”場面も加えられています。
今回のお稽古から新しい仲間が増えました。紫宸殿の宴でもご出演いただいている加藤木朗さんの奥様と一番下の娘さんの野詠(のえ)ちゃんです。のえちゃんは6歳。「しびり」という演目のお稽古をしています。
茂山狂言社中として石苔亭いしだの能舞台でお稽古をするようになって3年目になります。南信州でもだんだんと狂言のファンが増えてきていることを嬉しく思います。
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