昨夜は湯屋守様のお焚き上げが行われました。いたとなって考えてみると、全てが神がかっていたように思えるほど、感動と迫力がありました。
12月から毎日“夕御食(ゆうみけ)の儀”を3ヶ月行った神官の方々に、松明を使い火点けが行われました。その火は一体の湯屋守様を燃やし尽くしました。(一体だけ湯屋守様の集合からはずされていました)その後“だいさんごく”と呼んでいる仕掛け花火が左右から打ちあがりした。しばらく“だいさんごく”の仕掛け花火に見とれていましたら、残りの集まっている湯屋守様はあっという間に炎に包まれていました。
それは見事です。同時に左右から燃えたことも、湯屋守様の目や口が炎に変わり、最後まで私達の前に炎の湯屋守様が映し出されたこと、前日の雪がうそのように、風も無く暖かな夜出会ったこと・・・・・などなど、全ての偶然が重なりました。
湯屋守様は無事、湯屋権現社へお帰りになられたことでしょう。最後には湯屋守様の灰をご鑑賞の皆様の顔や体につけていただき、厄払いとさせていただきました。私も麻琴も真っ黒です。おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんまで・・・・今年もまた、よろしくお願い致します。
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