ペナン島から隣の国のタイまでは、タクシーで3時間ほどとの話を聞いて、今日は朝からTAXIをチャーターしてタイへ出かけた。行き先はブトンという田舎町。石苔亭いしだ研修旅行初の国境越えである。
朝7:00にロビーへ集合。昨晩遅くまでunoで盛り上がっていたスタッフにとっては厳しい起床時間ではあったが、全員揃って無事出発した。途中、フェリーに乗り継ぎマレーシア本土に渡り、あとはひたすらタイとの国境を目指して、椰子やゴムの木の生えるジャングルの中の道路を突き進んだ。
途中、TAXIのドライバーさんが車を止めて現地の人と何か話している。「ゴーバック!ゴーバック!」と言って車で来た道を引き返しだした。どうやらこの先で軍隊がテロリストに備えた銃撃のトレーニングをしているらしい。迂回路の小さな町を通り、無事マレーシアとタイの国境に着いたのは、ホテルを出発して3時間30分ほどたった頃だった。パスポートと入国カードを記入していざタイへ入国。時差が1時間あった。
景色にそう変わりないが、マレーシアと比べて山に生えている木はゴムの木が多かった。国境を越えて20分ほどで着いた町“ブトン”。小さな町だが店や飲食店がびっしり立ち並び活気のある町である。はじめに立ち寄ったのがゴールデンテンプルという寺院。町の高台にあり鳥のさえずりしか聞こえないようなとても静かでのどかな所だった。その佇まいからもこの国の人々の信仰心の厚さが伝わってくる。寺院見学の後は、なんとこの国にも“温泉”があると聞き町から車で15分ほど離れたその場所へ出かけた。現地に着いたが温泉らしきものは見当たらない。公園に池があるのみである。近づいてみるとその公園の池がなんと温泉。かすかに硫黄の匂いがした。その池に全員で足を入れて足湯体験。ちょっと暑めではあったがタイまで来て温泉に入ることができるとは思っていなかったため、なにか凄く得をした気分になった。
昨年行ったバリ島とは違い土地勘がないので、ひたすらドライバーさんの勧めるマッサージやレストランに入ってみた。
マッサージはタイ式マッサージとオイルマッサージとがあり、タイ式は2時間で1,200円。オイルは2,000程度。ペナンよりも更に物価が安い。スタッフ全員がいずれかのマッサージをうけたが、感想はGOOD!!。この値段でこの内容ならとみんな喜んでいた。マッサージを終えて町を個人個人で散策。一度は食べてみたいと言っていたドリアンが季節外れで売ってはいたが、帰りのTAXIの乗車時間を考えて買うのを断念した。(ホテルによってはドリアン持ち込み禁止のところもあるそうだ)
夕方になりまた国境を越えてマレーシアに帰ってきた。ペナンブリッジを渡りペナンに帰って来たのは夜の19:30くらい。こちらではその時間はちょうど夕日が沈む位の時間である。夕食に立ち寄ったドライバーさんお勧めのステーキレストランでお腹いっぱいお肉を食べてこの国での2日目が終わった。
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