先日、無事「お七夜」を迎えさせていただきました。お腹にいる頃から若旦那の気落ちの中にはほぼ、第一候補が決まっておりましたが、漢字に迷いがありました。第1希望の漢字では男の子名になってしまうので辞め、第2希望の漢字ですと「字画」がよくない。第3希望ですと意味のつながりが見つけられない。が字画がBest。
ということで、当日の夜若旦那に会うまでどの字にするつもりか聞かされていませんでした。私も沢山の本を見ながら多くの候補を考えてきましたが、若旦那の子供の名前に込める「願い」「思い」が強く、又わかりやすく、純粋なことに感激し、何の不服も有りません。
「命名」 逸見 麻琴 (へんみ まこと)
麻には「麻の中の蓬」と昔から言われているように、「まっすぐな麻の中に生えれば、曲がりやすい蓬もまっすぐに伸びる」とされ、善良な人と交わると、自然と感化されて善良な人となる。とたとえられています。また、麻には魔よけの意味もあるそうです。そして琴の字から、麻に込められた意味を持ち備え、正直で人の心と響着あえるような人であってほしい。 そんな願いを込めて命名いたしました。
最後まで同じ意味(=理由)から「真琴」と悩んでいたのですが、「麻琴」と決め手になったのは、素敵な方との出会いだったようです。お七夜の当日、本当に本当に何の前触れもなく若旦那はあの世界的なアニメ監督「宮崎駿監督」とであったのです。そこで、宮崎駿監督にこうおっしゃっていただいたそうです。
「夏に生まれた子、女性らしい字」として「麻」がよろしいのではないですか。
命名式当日にこんな素敵な出会いと記念をいただけたことは、麻琴の運の強さを案じさせてもらったように感じ、親として本当に幸せです。
麻琴は今日で生後9日です。ふと気が付くとずいぶんと顔が整い、サルっぽい表情から女の子らしい表情をするように変わりました。
無事にお七夜を迎えられましたこと本当におめでとうございます。
麻琴ちゃん、お二人の子供らしいとてもよく考えられた素敵なお名前ですね。
投稿情報: きたがき | 2007年8 月25日 (土) 23:00