何気なく読んでいた冊子の中で、今まで知らなかったことを知り深くため息をつくと同時に感動する文がありましたのでご紹介させていただきます。今まで、不思議だなーと思うことはあっても、それ以上改めて考えることはありませんでした。
「約38億年前、地球上に最初の生物が誕生しました。すべての生物の設計図は、遺伝子によって受け継がれてきました。その遺伝子を変化させることにより、数千万種類とも言われる生物が生まれ、人類が誕生しました。私たちの遺伝子は、38億年間一度も途切れることなく受け継がれてきたのです。〜」その内容と「胎児はわずか38週間で約38億年の生物の進化の歴史を経過することになる」
これの著者は、筑波大学名誉教授 村上和雄様です。私はあまり存じ上げませんでしたが、意識して本を眺めてみると多くの本を出版されており、ご存知の方も多いでしょう。少々私には難しい内容ですが、何気なく斜め読みをしていた私が「はっ」と我に返したところは、「38」という数字でした。受精卵から人の赤ちゃんになる間に、胎児は生物の進化の歴史を繰り返しているとされていますよね。その数字が、単位は違いますがいっしょであることに、感動してしまいました。意味があるのでしょうか?
出産に対する神秘的な不思議を裏付けるかのように宇宙が関連していると思い「尊い」とされる「命」に対して、道徳的観点だけではなく何か納得できる感情がわきました。生命の不思議って、本当にすごいですね。
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