毎週火曜日は和太鼓チーム「華樂」(カグラ)の稽古のため若旦那は出かけてゆきます。華樂は発足して半年程が過ぎました。阿智村の奥様方なのですが、昨年阿智村の夏祭りで行なわれた高校生の太鼓をみて若旦那に声をかけてきてくれたそうです。
私はこの「華樂」の皆さんにジェラシーを感じます。彼女たちは子育てや家事だけではない、自分自身をもう一度奮い立たせる「何か」を見つけようと一歩を踏み出されています。社会の一員になり生活をしていると毎日のことに終われて、挑戦や冒険をする自分を楽しむことと縁遠くなりがちです。ましてや主婦や親になった女性は仕事をしていたときに比べ自分の為に時間やお金を使い、自分を表現する場を夢見ている人は多くいるのではないでしょうか?
私自身、30歳を過ぎた頃からこれから先の人生に「老い」なのか「死」なか、そうした自分に与えられた時間に限りがあることを感じながら自分の将来を考えるようになりました。そうすると私の心の中に「憧れ」や「期待」という感情が潜んでいることに気がつくんです。そうした自分の感情を満足させたくなる、育てたくなる。でも、なんだかんだと理由をつけてはその一歩がなかなか踏み出せない。
「華樂」の皆さんのように挑戦を始めた女性を身近なところで拝見するととても勇気がわいてきます。これからさらにどんな風に化けてゆくのか心から応援しています。
なんでもやってみるっていうのは大切ですよね。行動するのに理由を必要とする方もいれば、0.2秒でまずはやってみる方もいらっしゃるでしょう。どちらにしてもやってみた人にしか分からない良さがありますよね。今という時間だけが良さの対象ではないのですから。今の失敗も次の時間の幸せの土台。
投稿情報: 沼倉勉 | 2007年6 月10日 (日) 23:00
今ごろコメントを戴いていたことに気づき、遅くなりました事申し訳ございません。気をつけて日記をチェックしているのですが、少々コメント受信のシステムにあたりまだまだ問題があるようです。
いつも気にかけてくださいまして有難うございます。
投稿情報: 若女将 | 2007年7 月17日 (火) 23:00