本日は私どもの本社「コクサイホールディングス」の創立45周年です。若旦那はその記念式典に参加しに出かけてゆきました。毎年この頃、スタッフの表彰式が行われるのですが、今回は板場にいる西尾康之さん、田下剛さん、そして若旦那=逸見尚希さんが当社では勤続5年の表彰をされてまいりました。
コクサイホールディングスは私の父が株式会社として創立いたしました。現在66才。創立した当時で言うと父は21歳の時となります。当然私は生まれておりません。私が高校生になった頃から時々父は当時の頃の話を懐かしそうに話してくれたことを印象深く覚えています。
一緒に仕事をするようになった頃(約10年ほど前)には少しづつ父の周りの仲間から、父親のルーツを知る機会が増えてまいりました。子供にとっては親の人生を知ることは不思議と幸せな気持ちになるものです。イコール自分の存在のルーツになるわけですものね。今自分が大人になってみて振り返ると、自分の家族の浮き沈みも含めて、会社の状態や父親・母親・家庭の状態の裏づけができ納得します。
石苔亭いしだが創立したのはその13年後でした。S49年です。ちなみに私の誕生はS48年ですので全く覚えておりません。当時の事を母が時々話してくれます。土地開発に取り掛かるため更地に立てられた看板は「コクサイ産業」とあるはずなのですが、「コ」が取れたのか、誰かのいたずらなのか、看板から消えてしまい「○クサイ産業」となっていた。と大笑いで話してくれました。
自分が21歳のときを考えると今の両親の半分の苦労もしてきてないように思います。とても大切に育てて頂きました。父の人生を聞いていてもいろんなハプニング、裏切り、悲しみを多く感じますが、夢と希望と野心を持ち続け前進していた頃の自分の姿をとても幸せそうに話してくれました。
自分が親になったときにもこんな日が来るのでしょうか?とても楽しみです。と同時に今を真剣にそして大切に過ごしてゆきたいと感じました。
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