ホームページでもご紹介させていただいております唐木先生とのお付き合いもそろそろ1年が経とうとしております。
私は唐木先生のやわらかく、さりげない美しさの演出の仕方が本当に好きです。石苔亭いしだの空気をより心地よいものにできる力と知恵を先生はごお持ちです。
先生のその感性を学ばせていただける時間を、私は月に3〜4回頂いております。館内の室礼についての助言を頂いたり、活花のアドバイスをいただいております。
しかし思っていることや、感じているいることを、実際の形にしていくというのは、なかなか簡単なことではありません。
若旦那はこの5年の間に、いくつもの見えない壁を1人で歯を食いしばって乗り越えてきました。形のないところに形を作ったり、思いや考えを言葉にしてきました。それがだんだん当たり前になり、最初は大きかった壁も今ではうすく、低く感じられるようになってきたと思います。
自分にしか感じない壁、これは乗り越えなければなりません。石苔亭いしだが変わってきたように、人は変わることが出来ます。そして力を貸してくれる大切な仲間もいます。時間はかかっても、新しい自分に出会うために、毎日を歩んでいけたらいいなと思っています。
この約1年唐木先生とご一緒している間に身に付いた感性が、もっと表現していけるよう、まずは美しい野の花が活けられるようにという目標を作りました。唐木先生は今年4月より、東京で教室を任されるそうです。先生にとってさらに飛躍の年となりますことに心よりお祝い申し上げます。私もがんばります。
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