今日は石苔亭いしだ恒例の大忘年会の日です。ボーリング大会に飲み会に石苔亭いしだの10大ニュース発表と、内容は盛りだくさんとなっています。
飲み会ではそれぞれの部長から来年への目標が発表され、最後に社長である若旦那からこんな話がされました。
「この石苔亭いしだに集まったみんなと一流の旅館をつくっていきたい。それは給料が高いとか、休日が多いとかも大切なことかもしれないけれど、一番大切なことは、自分がこの仕事を通して常に輝いているかということ。屋根と壁があって雨がしのげれば、もしかしたら宿屋は成り立つのかもしれない。でも、大切なのはその屋根の下にどんな気持ちが詰まっているかという事じゃないか。私は、皆さんにきっかけやチャンスを与えることはできても、幸せをあげることはできません。それは自分で掴むものです。チャンスを掴むための握力をつけなさい。歯をくいしばって壁を登っているときこそが、後になって考えれば輝いているときなんだ。」
スタッフ一同、社長の言葉に耳を傾けて聞き入っていました。飲み会の話の中で酔っ払いながらも、「やっぱり、いしだは最高だろ。こんないいところはねえよ。」と、若いスタッフの肩を叩きながら、自分の旅館の自慢を自分の旅館のスタッフに言っている姿を見ながら、もっともっとスタッフがこの旅館で働いていることを誇りに思えるようなものを作っていかなければなと、あらためて来年への決意を新たにしました。
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