〜若旦那の日記〜
ロンドン・イタリアから若旦那の出番が多くなってしまい申し訳ありません。若女将は今日の夜遅くにこちらに帰ってくることができるようです。明日から若女将の日記復活です。ニューヨークでのお土産話を聞くことができるかと思います。
今年の夏、地元の高校生に自分は和太鼓を教えました。夏祭りで子ども達が一生懸命に太鼓を打った舞台を見て、村の女性が3名、自分に太鼓を教えて欲しいと言って旅館を訪ねてきてくれました。子ども達に太鼓を教えたときもそうですが、いったん教えるとなると自分はとことんやってしまうので、最初はお断りするつもりでいました。
しかし、来館してくださった方々の、自分達もあんなふうに太鼓を打ってみたい、輝いてみたいという、本当に純粋で一生懸命な表情に打たれて、思わず引き受けてしまいました。本格的に私が自分の指導する太鼓チームを持つのは7年ぶりです。どれだけのことが自分にできるのか心配ですが、できることの全てをこのチームに注いでいけたらと思っています。
帰って行く3人の嬉しそうな後姿を見送りながら、しっかり期待に応えなくてはなと思いました。
ご無沙汰です。この日記はいつも刺激になりました。勇気づけられました。高校生の姿を通してこんな大きな広がりができること。すばらしいの一言。できることのすべてを注いでください。応援しています。
投稿情報: 木下 光志 | 2006年11 月 6日 (月) 23:00
お元気でしょうか?何を始めればいいか?何をしたら価値があるのか?なんて考えているうちに毎日が過ぎていってしまいますね。とにかく始めの一歩を踏み出すことができれば、あとは自然に次の一歩が出てくる気がします。運動場のローラーも、何も動いていないところからゴロッと動き出させるまでが大変で、いったん動いてしまうとあとはゴロゴロと動いてくれます。あまり大きなことを期待せず、まずは目の前の小さなことを、きちんと成し遂げていくことが大切なんだと、いろんな人から教えられました。
旅館も今、また次の一歩を踏み出そうとしています。また遊びに来てください。
投稿情報: 若旦那 | 2006年11 月 7日 (火) 23:00