石苔亭いしだの客室で今年の冬の間に、改装を計画している客室が6部屋あります。今年の夏に「風」をテーマに空間デザインをした客室がありましたが、それと同じお部屋タイプで一間タイプの客室となります。
先日、石苔亭いしだは「和風旅館」ではなく「日本旅館」を目指した雰囲気作りをこれからしているというお話をしましたが、今回、改装するお部屋はそのテーマを「禅スタイル」として、日本人が昔から大切にしてきた「一間」という空間を、なるべく無駄なものを省きながらも、機能性に長けた日本旅館の客室を再現させようというものです。
いかにしたら窓から入ってくる朝日の光に心を寄せる事ができるのか?
畳の肌触りや木のぬくもりをどうやって感じていただけるか?
南信州に吹く風や、季節の移ろいを五感で感じていただくための空間とは?
若旦那は、いろいろな角度からお客様にとって、居心地がいい客室空間はどうあったらいいか、手帳にメモや見取り図を描きながら考えています。どんな客室になるんでしょうね。
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