昨日、堀金村へ太鼓の練習の見学へ言ったとき、こんな話を聞きました。
近所の子どもが平日に犬を連れて散歩していたのを見かけたので、「学校のある日にどうしたのか」と声をかけたら、その子どもは近所の家に逃げ込んでしまった。後日、学校から不審者が出たというプリントが配布され、その人は大恥をかいた。
今はこんな時代です。その声をかけた人は、自分の息子さんにも厳しいのと一緒に、近所の子どもも叱ってくれる昔よくいたおばちゃんでした。しかし、そんなことがってから、もうその方は、自分の子ども以外には声をかけないと言っていました。
学校では「知らない人に声をかけられたら、大きな声を出して助けを呼んだり、すぐ逃げなさい。」という指導をしていますね。私は人間と人間の関係が希薄になっていまると思います。先日、24時間テレビをやっていました。今回のテーマは「絆」でしたが、現代はとても「絆」という関係を作ることのできる環境にありません。自分のことでいっぱいいっぱいで、他人ことなどお構いなし。下手に他人に声をかけたら、この人のように不審者扱いされてしまう。
日本人はもっともっと自分と同じように他人も大切にできる民族だったように思います。なんだか悲しくなってきました。
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