今朝のテレビで「ラジオ体操へ行く子どもの数が減ってきている」という話を耳にしました。夏休みの言えば、首からラジオ体操カードを下げた子ども達が、近くの公民館や神社へ行く姿が思い浮かびます。
私はラジオ体操カードが赤い判子でいっぱいになることが嬉しくて、とにかく毎朝、ラジオ体操へ通っていました。何をするわけでもありません。ただ体操をするだけです。でも、それが私の夏休み中の一日の始まりとなっていました。ラジオ体操の行きかえりに近所のおばさんに挨拶をしたり、班ごとに集まってプールへ行く時間を確認したり、友達とその日の午後遊びに行く約束をしたり、そんなことをしながら夏休みであっても、常に友達や地域の人たちとつながっていたような気がします。
ラジオ体操をする子どもが減ってきているのは、その親が「別にラジオ体操をしなくても・・・。」と考えているからでしょう。今どきの子どもはスイミングスクールにも通っている子も多いし、その他にもその子どもにあったいろんな習い事もしていることでしょう。しかしラジオ体操には、もっと日本人が大切にしてきたいろんな気持ちが入っていると私は思います。
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