本日は若旦那と私の母校である、YMCAの研修生をお迎えしました。
毎年夏休みのこの時期に、実習生の受け入れをおこなっています。
実家が旅館を行っている子がほとんどですが、時には女将に憧れて・・・・という子もいるようです。今回は実家が旅館の23歳の娘さんです。なんとなく10年前の自分を思い出します。
約1ヶ月の間に彼女は何を感じ学んでいくのでしょうか。そして私に出来る事は何でしょうか。
過去の実習生の中に、最初半月ほど過ぎたときにお客様からご指摘を頂き大泣きをし、それをきっかけに後半は大変充実して過ごした子がいました。それでも逃げ出さずに頑張ったその子のことが、今でもとても印象つよく心に残っています。何でも無難にこなしてしまっては、大切な事に気づくチャンスをつかめないものです。彼女は実習を輝いた表情で終えることができました。
お客様から呼び出されてお叱りを受けたのは、私も同じです。
「女将はいったい何をしているのだ!」と
時にそういったお客様からご指導をいただくこともあります。そんなお客様がいつもいらしてくださる事に心から感謝をしています。あの時、私さえもっとしっかりしていればスタッフは悲しい思いをしなくてすんだのに、と自分を責めるばかりでした。
そんな頃から今の自分もどのように変わってきているのかは自分では諮れませんが、今年の研修生とともに私もまた学ばせていただこうと思います。
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