今年の8月で38歳になる。どうもこの頃、涙腺が弱くなってきたのか、目頭が熱くなることが多くなってきたような気がする。
昨日の若女将の日記にも書いてあったように、茂山千三郎先生のおかげで、自分が教師という大好きだった仕事を辞めて、この旅館へ入ったときの思いが、昨日、一つのかたちとして遂げられた。千三郎先生の狂言の舞台を見て笑う児童生徒たちを見ながら、私はそれとは逆にあふれそうな涙をおさえるのに必死だった。
学校でのワークショップが実現したことは、決して偶然ではない。
今回、このワークショップを実現させるために、本当に多くの人たちが努力をしてくれたからだ。だから実現した。みんなが力をくれた。
もし、あの時、教師を辞めずに続けていたら、昨日、この村の子ども達に、あんなに素晴らしいプレゼントを贈ることはできなかったかもしれない。そう思うと、やっぱりこの旅館にきて良かったのかもしれない。
昨日は、自分にとって忘れることのできない、嬉しい記念日になった。
なんか、日記を書いてたら泣けてきた。やっぱり涙腺が緩んでるのかもしれない。
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