心配されておりました雨も昨晩のうちに上がりました。
今日は後藤家様、大蔵家様のご結婚式当日です。
よく若旦那が「なにごとも段取りが大切だ」という話をします。
この日のために新郎新婦のお二人と何度も打合せを重ねてまいりました。いざ本番の今日は、お二人の新しい門出をお祝いするために、これまで準備してきたことにあとは「祝福の気持ち」を注いでいくだけです。
阿智川沿いに大傘をさしての花嫁行列は、多くの参列者の皆様や観光客の皆様のお祝いの言葉をかけられ、とても温かな家族的な雰囲気での行列となりました。
能舞台を使った人前式では、ご友人の方の生演奏やご親戚の方の詩吟などで、お祝いのムードがぐっと引き立ちました。
披露宴中のお二人の表情も終始和やかで幸せそうな笑顔でした。
幸せそうなお二人の笑顔やご親戚・ご友人の皆様のお顔を拝見させていただくと、人生の新しい門出となるご結婚式に私たちが関わらせていただいていることに本当に感謝の気持ちがわいてきます。これは、まだ私たちが結婚式をお世話させていただくことを始めたばかりだからということではなく、これからも決して忘れてはいけない気持ちだと思います。
石苔亭いしだでは年間10組のご結婚式と組数を限らせていただいております。大きな結婚式場並みのことはできないこともありますが、それ以上に私たちの旅館だからこそできるお祝いのスタイルもございます。そして私たちの旅館だからこそ込められる思いもあります。
私たちの旅館でご結婚式をされたお二人とは、これからも末永いお付き合いをしていければと思っております。
後藤様、大蔵様、本日は本当におめでとうございました。お幸せになってくださいませ。
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