遂にやってまりました「匠の饗宴」の第2弾!!
今回お招きいたしましたゲストはイタリアン リストランテ・ヒロの山田宏巳シェフです。今回の和とイタリアンのコラボレーション料理のテーマは「Fiori〜フィオーリ〜」 「花」という意味のイタリア語だそうです。
本日の献立は以下の通りでした。
一、食前酒…ブルーベリー酒
一、先 付…雲丹プリン(生雲丹・キャビア)
一、前 菜…高知徳谷産フルーツトマト冷製カッペリーニ
一、前 肴…伊勢海老酒盗和え(筍の木の芽和え・岩魚昆布〆)
一、お 椀…白子豆腐(梅麩・独活・京人参・芽かぶ)
一、お造り…あぶりトロ・あぶり寒鰤
一、お凌ぎ…豚東波煮飯蒸し
一、強 肴…ズワイ蟹と水菜のスパゲッティーニ(からすみかけ)
一、煮 物…海老芋万頭
一、焼き物…シャラン産窒息鴨のハーブ焼き 野菜いろいろ
一、酢の物…寒鯖市松
一、ご 飯…的矢答志島牡蠣雑炊
一、香の物…大根中華風漬け
一、水菓子…りんごのタルト・はちみつジェラート・黒豆茶巾ワインゼリー寄せ
食前酒は山田シェフ自ら、それぞれのお客様のお席を回っていただきながら、−200度の液体窒素を使って、目の前で白い煙とともに、あっという間にブルーベリー酒をシャーベットや、お得意のスパゲッティーニを絶妙の湯で加減で釜から上げて、シンプルでありながら味わい深い海鮮スープと絡めたメニューなどを提供していただきました。
長田板長は、「花」というテーマから、生花を料理の中に取り入れたり、華やかな食材の色合いなどを工夫した献立を立て、通常の和食会席料理にはない料理や盛り付けにチャレンジしました。
「匠の饗宴」は、昨年から数えると、今回でもう5回目になるのですが、だんだんと和食と洋食の折衷料理といったジャンルを越えてきているように感じます。どこからが和でどこからがイタリアンなどと考えていることが、もうどうでもよくなってきて、それぞれの料理人が腕を振るって「おいしいものを作ったぞ!どうだ!」と言わんばかりの見事な創作会席料理が出来上がったと思いました。
来月のスペイン料理・再来月の中華料理とのコラボレーションがとても楽しみになってきました。
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