旅館の前を流れる阿智川の並木は、ここ1週間で真っ赤に染まりました。川向こうの網掛山の木々の色も赤から茶色にその色を変えています。
もうすっかり昼神の郷は秋の風景と様変わりしました。
・・・・と思いながら、ふと遠くに連なる山々に目を移しますと、その頂にはもう白い雪が積もっているのに気づきびっくりしました。
確実に冬の足跡が近づいてきています。
日本には四季がありますね。秋が来れば冬が来て、その後には春が来る。日本人である私にとってそれは当たり前のように思えますが、考えてみますと世界の中で四季のある国の数はごく少数なのです。
HAWAIIは一年中温かい過ごしやすい気候ではありましたが、四季のうつろいに心動かされる感動は味わうことはできません。シドニーやバリにしても日本ほどの寒暖の差はありません。
秋が来れば夏を忘れ、冬が来れば秋を忘れてしまいますが、実はそれは当たり前のことではないのだなと、紅葉で染まる山と白い雪が積もった山を見ながら思いました。
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